360馬力の覆面パト! トヨタ「マークX」の最強仕様? 目撃多数の凄い奴の正体とは
覆面パトカーといえば、一般車両とほとんど見分けがつかない外観ですが、都内で目撃されているトヨタ「マークX」にはスーパーチャージャー搭載のモデルがあるといいます。どのようなクルマなのでしょうか。
ハイスペック?覆面に起用された「マークX +Mスーパーチャージャー」とは?
高速道路や一般道など、神出鬼没の覆面パトカーのなかにトヨタ「マークX」が登場し、目撃される度々話題となっています。
マークXが起用された理由や一般の人からの反響は、どのようなものでしょうか。
覆面パトカーと聞くと、トヨタの「クラウン」をイメージする人も多いでしょう。
実際に覆面パトカーには、クラウンが多く採用されており、ほかにもトヨタ「カムリ」やスバル「レガシィB4」などが採用されています。
マークXは、以前から覆面パトカーとして採用されていますが、度々話題となるマークXには、どのような特徴があるのでしょうか。
このマークXは、「+Mスーパーチャージャー」仕様となり、開発したのは、トヨタ車のさまざまなパーツの開発や製造をしているトヨタモデリスタインターナショナル(現:トヨタカスタマイジング&ディベロップメント)です。
モデリスタで展開された+Mスーパーチャージャー仕様は名前の通り、純正のマークXにプラスしてスーパーチャージャーが搭載されたコンプリートカーとなっています。
+Mスーパーチャージャー仕様が初めて登場したのは、2009年10月のマークXフルモデルチェンジのタイミングで、SNSで姿が目撃されている覆面マークXのベース車両となっているのは、スポーツグレード「350S」が多いようです。
そんな350Sグレードは、全長4750mm×全幅1795mm×全高1435mmとなっており、パワートレインは3.5リッターV型6気筒DOHCを搭載。
ベース車両はスポーツタイプというだけあり、純正でも318馬力を誇りますが、+Mスーパーチャージャー仕様では、そのさらに上をいく360馬力ものパワーが出るようにチューニングされています。
単にスーパーチャージャーを搭載するだけでなく、コンピュータも専用のECUに変更。
足回りもスポーツサスペンションに変えられ、純正よりローダウンさせることで、クルマの重心を下げ、走行の安定化が図られています。
なお、モデリスタのチューニングが施されているものの、フロントバンパーにはマークX(130系・中期)のTRD製が採用されています。
このマークXに関して新宿区や足立区、練馬区などの東京都23区をはじめ、立川市や三鷹市などでも目撃情報があるため、出動範囲は都内全域であると考えられます。
さらに、一般道だけでなく、首都高でも取り締まりをおこなっており、実際に箱崎パーキングエリア付近などで多く目撃されています。
覆面パトカーのマークX +Mスーパーチャージャー仕様について、SNSでは、「スーパーチャージャーはやばすぎる…」「気づきにくいから注意しないと」といった、同車両を警戒する声が見受けられました。
一方で、「かっこ良ぎる」「かっこ良いマークXいると思ったら覆面?」といった声も多く、性能だけでなく、見た目のかっこ良さにも定評があると言えます。
また、そうしたSNSの投稿などから「スーパーチャージャー搭載の覆面マークXがいる」という情報が一般に広まりつつあり、マークXに警戒して運転している人も多いようです。
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覆面パトカーとして活躍するマークX +Mスーパーチャージャーは、スピードはもちろん、見た目のかっこ良さにも定評があるモデルです。
都内広域をパトロールしているようですが、そうした取り締まりの有無にかかわらず、運転者は常に安全運転を心がけ、事故の防止に努めることが重要であるといえるでしょう。
ECUでは?
このたびはご指摘をいただき、誠にありがとうございます。
修正いたしました。
いっぺん乗ってみたい。