7月7日は「RX-7」の日? 全国各地で集会開催か 首都高では無料車検は開催される?
なんで人気?ロータリースポーツカーの代名詞、マツダ「RX-7」とは?
RX-7は、ロータリーエンジン搭載のスポーツカーとして、1978年にデビューしました。
RX-7の前身である「サバンナRX-7」(SA22C型)は、軽量で小型なロータリーエンジンの特性を生かした低いボンネットフードが印象的で、ボディサイズは全長4285mm×全幅1675mm×全高1260mm、空力性能も考慮したスポーツカーらしいシャープなボディ形状を持つ1台です。
当時の環境規制をクリアしつつ、重心が低く安定した走行が可能だったサバンナRX-7は、燃費性能も9.2km/Lを記録しており、高性能なスポーツカーとして人気を誇りました。
1983年以降に製造された後期型では、日本国内限定でターボエンジンが搭載され、当時の一般的な2リッターエンジンと出力はほぼ同等だったものの、圧倒的な車重の軽さによりスポーツカーとして申し分ない走行性能を実現しました。
その後、1985年にはSA22C型の後継として2代目のサバンナRX-7(FC3S型)が登場し、国内では全車ターボ仕様のロータリーエンジンが搭載されました。
ボディサイズは全長4335mm×全幅1690mm×全高1270mmとなり、前身であるSA22C型と比較すると全体的にサイズアップし、重厚感のあるシルエットにデザインされています。
また、発売から翌年の1986年には特別仕様となる「アンフィニ」が300台限定で発売され、RX-7の歴史として初めて2シーターのモデルが登場しています。アンフィニ仕様では、専用ダンパーやアルミ製のボンネットフード、現在でも根強い人気を誇るホイールメーカー「BBS」の鍛造ホイールが採用され、スポーツ性がより高められました。
そして、1991年に登場した3代目RX-7からは、「サバンナ」ではなく「アンフィニ」がブランド名として採用され、アンフィニ「RX-7」(FD3S型)となりました。
FD3S型は、ロータリースポーツカーの歴史のなかでもかなり人気の根強いモデルといえるでしょう。
ヘッドライトには、SA22C型から続くリトラクタブルヘッドライトが採用されており、ボディの節々においてエッジのない丸みのあるデザインが特徴的です。
国内外問わずファンが多く、日本を代表するスポーツカーのひとつといっても過言ではありません。
FD3S型は、FC3S型からさらに進化した走行性能を持ち、同じく全グレードにおいてターボエンジンを搭載。
2002年の販売終了までに2度のマイナーチェンジをおこない、最終的には280馬力ものパワーを備えるとともに、軽量で走行性能に優れたモデルとなりました。
最後のRX-7であるFD3S型は、当然ながらSA22C型やFC3S型に比べると新しいモデルですが、上質な中古車も少なくなってきました。
実際にFD3Sを所有しているA氏は、「FD3S型の最大の魅力は、やはり美しいボディラインだと感じています」と話し、なかなか手放さないユーザーも多いようです。
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RX-7は初代の発売から40年以上もの歴史があり、ロータリースポーツカーの代名詞として進化を続けたモデルです。現在でも人気は根強く、7月7日の「7の日」には多くのRX-7がさまざまな場所で集う可能性がありますが、他者に迷惑を掛けないようにしましょう。
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