ホンダ「シビック」が1800万円超!? 新車価格の約3倍になった超限定モデルとは
限定台数で販売されたスポーツカーなどが、その後のオークションで新車価格を上回ることは度々話題となります。そんななか、ホンダ「シビックタイプR」の限定車が新車価格の約3倍の値を付けてオークションで落札されたといいます。どのような特徴があるのでしょうか。
全世界約1000台のホンダ「シビックタイプR」とは
ホンダが全世界限定約1000台で2020年に発売した「シビックタイプR リミテッドエディション」(リミテッドエディション)は、世界中で多くのファンが買い求めました。
数多くの伝説を残したが2021年3月に開催されたオークションにて約1800万円で落札されたといいますが、どのようなモデルなのでしょうか。
リミテッドエディションは、2020年2月20日にシビックタイプRをベースに軽さと速さをさらに研ぎ澄ました限定車として公開されました。
特徴的なイエローのボディカラーは、かつてのタイプR(EK9型)を想起させる「サンライトイエローII」を採用しています。
また、専用装備としては、BBS製20インチ鍛造アルミホイールとミシュラン製パイロットスポーツCup2タイヤを装着し、リアワイパー、トノカバーなどの装備類を廃止することで、軽量化を図りました。
そんな、ホンダファンやタイプRファンから注目されたリミテッドエディションの約1000台は、日本200台、欧州100台、北米(米国600台、カナダ100台)という内訳となっています。
日本では、2020年11月30日にシリアルナンバー1から10に関してはオンライン抽選会で商談券を付与する取り組みがおこなわれています。
また、各国に先立って、カナダでは2020年5月28日に限定100台の先行予約が開始されましたが、ホンダのカナダ法人によると「予約開始から4分で完売した」とアナウンスするほどの人気ぶりを見せていました。
現在では、すでに約1000台の販売は終了となっており、各地のオークションに出品されると高額な値が付けられています。
なかでも、2021年3月に米国・スコッツデールで開催されたコレクター向け自動車オークションの「バレット・ジャクソン」にリミテッドエディションが出品され、16万5000米ドル(約1833万円)で落札されました。
出品情報によると、このリミテッドエディションは、米国で限定600台として販売された1台です。
センターコンソールには「シリアルナンバー51」のプレートが貼り付けられており、走行距離は15マイル(約24km)とまったく走行していないモデルといえます。
また、このリミテッドエディションの委託者は、車両の販売収益の一部を、映画「ワイルド・スピード」でも有名な故、ポール・ウォーカー氏が設立した「Reach Out WorldWide」のために寄付することを明かしていました。
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限定車が販売された後にオークションに出品され、新車価格よりも高額になることはスポーツカーでは見かける機会がよくあります。
しかし、発売半年後に日本では550万円で販売されていたクルマが、3倍となる約1800万円で落札されたということは珍しいといえ、今後のシビックタイプRならびリミテッドエディションの動向からも目が離せません。
リミテッドに青??
リアワイパー廃止???
リミテッドに青は無い!
誤記事甚だしい!
ちゃんと確認せよ!
この手の適当な記事はうんざりだ!