ピカっと点灯に「うざい!」の声多い? 点灯すると消したくなる? 重要な警告灯の正体とは
クルマには、必要に応じて運転手に警告するさまざまな警告灯(警告音)が搭載されています。ですが、なかには警告灯(警告音)の反応が過敏すぎて、鬱陶しいと思う人もいるようです。
点灯すると「うざい?」 「不安?」 重要だから点灯する警告灯とは
最近のクルマには、さまざまセンサー類が搭載されることで、クルマの細かな状態をモニターしています。
それにより、昔のクルマよりも警告灯(警告音)の種類や点灯頻度が高くなったことで、鬱陶しいと感じる人もいるようです。
では、鬱陶しいと感じる警告灯(警告音)には、どのようなものがあるのでしょうか。
クルマの異常や危険などを知らせてくれる警告には、 エンジンやシステム異常を示すものや、シートベルトの締め忘れや半ドア状態などさまざまな種類が存在しています。
そんな警告灯ですが、SNSでは「うざい」という声も見かけます。そのなかのひとつに「タイヤ空気圧警告灯」に関する声があります。
タイヤ空気圧警告灯は、空気圧の自然減少やパンクなど、タイヤから空気が抜けていることを警告しており、点灯時にはなんからのトラブルがタイヤに発生しているため確認することが重要ですが、タイヤ空気圧警告灯はよく誤作動を起こすこともあるそうです。
神奈川県横浜市のタイヤ専門店「CarCarJapan」代表の新谷氏は以下のように話します。
「タイヤ空気圧警告灯が点灯したら、安全な場所で停車して空気を補充し、リセット操作をおこなってください。
しかし、メーカーなどによっても異なりますが、基本的にはその後5kmほど走行すると、自然に警告灯が消えるケースが多く見られます」
タイヤ空気圧警告灯は、輸入車に多く装備されており、例えばメルセデス・ベンツの場合、標準値から2割ほどの空気圧の低下で警告灯が点灯するようになっているようです。
警告灯の点灯基準はメーカーによって異なりますが、空気を補充しても消灯しない場合や、さらなる空気圧の低下が見られる場合は、近くのガソリンスタンドやタイヤ専門店、自動車販売店へ持ち込んで原因を調べるのが良いでしょう。
続いて、「エアバッグ警告灯」も鬱陶しく思う人が多い警告灯のひとつです。
エアバッグ警告灯の点灯は、エアバッグになんらかの異常があることを示しています。
エアバッグに異常があるということは、事故の際に正常に作動しない可能性もあり、危険な状態であるといえるでしょう。
エアバッグ警告灯が点灯する理由としては、エアバッグ自体の異常以外にセンサーの故障が考えられます。
しかし、なかにはシートを変えたり、ステアリングを変えたりと、カスタムの関係でエアバッグを取り除いている人もおり、その場合でもエアバッグ警告灯は点灯するので注意が必要です。
ただし、カスタムが原因であると感じても、重大な事故につながる前に、念のため点検をおこなったほうが良いかもしれません。
また「エンジンオイルランプ警告灯」も、うざいと思われがちな警告灯のひとつのようです。
エンジンオイルランプは、基本的にエンジンオイルの異常を示し、油圧の低下を表しています。
油圧の低下原因としては、油圧センサーの故障が挙げられますが、エンジンオイルランプの点灯原因として、ほかにもオイル自体の残量低下やオイルポンプの故障が考えられます。
このふたつの場合では、エンジンブローの原因となりうる危険な状態であるといえ、早急なオイル交換、ポンプの修理が必要な可能性があります。
エンジンオイルランプは警告灯のなかでも重要なものとして捉え、鬱陶しいと思わず、点灯したらすぐに対応するようにしたほうが良いでしょう。
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