ピカっと点灯に「うざい!」の声多い? 点灯すると消したくなる? 重要な警告灯の正体とは
最近のクルマに多いすこし過剰な「警告」とは
近年のクルマで多いのが、車線からはみ出す可能性を警告する「車線逸脱警報」です。
車線逸脱警報とは、音とディスプレイの警告灯で車線の逸脱を知らせるもので、昔のクルマではほとんど見られない警報であるため、慣れておらず、うざいと感じる人も多いでしょう。
車線逸脱警報は、居眠りや脇見運転など、そういった危険な運転の際にはとても効果的です。
しかし、障害物を避けるためにあえて車線からはみ出るような場合でも反応するため、過剰な反応と捉えられてしまうこともあるようです。
SNSでは、「山道を走ってたら急に発動して驚いた」「ブザーだけで十分」という声もみられました。
しかし、「警告灯がつくから安心して運転できる」という意見もあり、必要としている人が多いのも事実のようです。
また、「球切れ警告灯」も一部のクルマに搭載が見られる警告灯のひとつです。球切れ警告灯は近年のクルマすべてに搭載されているということはなく、とくに輸入車や高級車に多く見られます。
球切れ警告灯は、名称の通り、ライト類の球切れの際に点灯する警告灯です。
しかし、接触不良でライトが点いていない場合や、一部ではハロゲンやHIDからLEDライトへ交換した場合など、純正と異なる電球を用いた際にも点灯することがあるので、必ずしも電球が球切れしているとはいえないようです。
気が付きにくい電球の球切れですが、整備不良として道路交通法の違反となり、加点対象となるおそれがあります。
整備不良として減点された場合は、違反点数1点となり大型車は9000円、普通車は7000円、二輪車は6000円、原付や小型特殊車両は5000円の罰金が科せられます。
よって、球切れ警告灯がついた際にはライト類の確認をおこない、球切れの場合は交換しましょう。
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「うざい」と思われがちな警告灯ですが、ひとつひとつの警告は乗員の安全を確保するための重要な役割を持っています。
警告灯の点灯を確認したら、焦らずに原因や故障箇所の確認をおこないましょう。
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