2400万円でオバケ退治!? ゴーストバスターズ専用車「エクトモービル」とは
世界的なオークションの「バレットジャクソン」では、さまざまなコレクターズカーが競売にかけられております。2021年6月17日からラスベガスでおこなわれた同オークションでは映画「ゴーストバスターズ」で活躍した劇中車の「エクトモービル」が出品されました。
ゴーストバスターズの「エクトモービル」が出品!お値段は2400万円越え
アメリカでおこなわれる世界的なオークションの「バレットジャクソン」では、さまざまなレアでマニアックなコレクターズカーが競売にかけられております。
2021年6月17日から6月19日にかけてラスベガスで開催されたオークションでは、1984年公開の映画「ゴーストバスターズ」で活躍した劇中車の「エクトモービル」のレプリカが出品されました。
ゴーストバスターズは、3人の超常現象研究家がニューヨークの街に現れる幽霊(悪魔)を退治して事件を解決していくSFコメディ映画で、1984年の全米興行収入2位に輝き、人気を博しました。
エクトモービルは前述の映画で、ビル・マーレイ演じる主人公ピーター・ヴェンクマン博士らが結成する幽霊退治をおこなう会社「ゴーストバスターズ」の専用車両です。
劇中ではダン・エイクロイド演じるレイモンド・スタンツ博士が「掘り出し物」と語る4800ドル(当時の換算で約120万円)で購入した1959年式キャデラック「スーペリアー」の霊柩車(もしくは救急車)を改造して、エクトモービルを作成しています。
エクトモービルには、白と赤に塗られた救急車風のデザインに青のサイレン、ドアにはゴーストバスターズのロゴがつけられ、ルーフラックにはレーザー砲をはじめとする用途不明の機械がつけられています。
今回出品されたのは、劇中車と同じく1959年式のスーペリアーの霊柩車をベースに、同映画のファンが制作したエクトモービルのレプリカです。
このクルマは、ファンが制作したものといえど再現度は高く、エクステリアの塗装はもちろん、サイレンや回転灯などの灯火類やルーフの機器、内装に至るまで忠実に再現されています。
オーディオやサイレン、灯火類などのすべての電装品は稼働することが可能で、440アンペアのツインオルタネーターが、スローペースの走行でも全装備を使用することを可能にします。
シートとインテリアはすべてオリジナルで制作され、ダッシュボードには8人のキャストとスタッフのサインが入っています。
レーザー砲台は車内の2箇所からリモコンで操作できるほか、外を歩くときには手持ちのリモコンで操作することもできます。
また5台のカメラがついており、車内の3つのモニターで見ることができます。
さらに、このクルマにはプロトン・パック、ストレッチャー、ゴースト・キャッチャーなどあらゆる小道具が付属しています。
走行距離は1万8105km、6.3リッターV型8気筒エンジンを搭載していて、トランスミッションは3速オートマチック、サスペンションは装備品の重量が453kgになっても問題がないように強化されています。
このエクトモービルは、ラスベガス2021にて22万ドル(約2400万円※オークション手数料込)で落札されました。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。