ホンダ11代目新型「シビック」発売! 6年ぶり全面刷新のセダンを北米で約240万円から
2021年6月16日、6年ぶりにフルモデルチェンジした11代目新型「シビック」のセダンを米国ホンダが発売したことを明らかにしました。長い歴史を持つシビックの最新版は、どのようなモデルなのでしょうか。
11代目新型「シビック」を米国で発売開始!
ホンダの米国法人となるアメリカン・ホンダ・モーター(以下、米国ホンダ)は、6年ぶりにフルモデルチェンジした11代目新型「シビック」のセダンを2021年6月16日に発売しました。
約半世紀の歴史を持つシビック最新版は、どのようなモデルなのでしょうか。
ホンダを代表するモデルとなるシビックは、1972年に初代モデルを発売。それ以降は、さまざまな国や地域で販売されたことで累計販売台数約2700万台を記録しています。
そうしたなかで、米国ホンダは今回発売となった新型シビック(セダン)に関して、2020年11月12日にプロトタイプ、2021年4月14日に市販モデルを先行公開し、同年4月29日に正式発表していました。
一方で、同年6月10日には新型シビック(ハッチバック)の一部ビジュアルをお披露目し、同年6月24日にワールドプレミアすることを明らかにしています。
また、日本市場においては新型シビック(ハッチバック)を2021年秋に発売予定としています。
今回、米国で発売された11代目新型シビック(セダン)の外観デザインは、低くてワイドなスタンスや空気抵抗を考慮したボディなど、歴代のホンダデザインから得たインスピレーションを採用。
なお、一部グレードには18インチブラックアルミホイールやクロームエキゾーストフィニッシャー、ブラックスポイラーなどが装備された仕様も設定されます。
ボディサイズ(すべてインチサイズから換算)は、全長約4673mm×全幅約1800mm×全高1415mm、ホイールベース約2735mmです。
内装デザインは、インパネデザインを再設計することでドライバーの前方視界を向上。装備面では、Apple CarPlayやAndroid Autoが利用可能な9インチフルHDディスプレイオーディオ・タッチスクリーン、シビック初となるデジタルメーター(一部グレード)、ワイヤレス充電を搭載しています。
パワートレインは、1.5リッターターボエンジン(最高出力180馬力)と2リッター自然吸気エンジン(最高出力158馬力)の2種類を設定され、ともにCVTと組み合わされています。
米国で発売される新型シビック(セダン)について、米国ホンダのナショナル・オペレーション担当エグゼクティブ・バイス・プレジデントであるデイブ・ガードナー氏は、次のように述べています。
「1973年以来、アメリカでもっとも売れているコンパクトカーであるシビックは、このクラスのスタンダードとなってきました。
新型シビックでは、デザイン、性能、安全性、技術など、考えられるすべての面で水準を引き上げています。
そして何よりも、歴代シビックのなかでもっとも運転が楽しいモデルとなっています」
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米国のグレードならび価格は、2リッター車が「LX」(2万1700米ドル/約240万円)と「スポーツ」(2万3100米ドル/約256万円)。
1.5リッターターボ車では「EX」(2万4700米ドル/約273万円)と「ツーリング」(2万8300米ドル/約313万円)となっています。
なお、米国での11代目シビックは、セダン、ハッチバックに続き、高いパフォーマンスを持つ「Si」や究極の高性能モデル「タイプR」が今後発表されるといいます。
このデザインあまり好かないなあ、前のシビックの方が良かった。