ゴツカワ巨大モンスター!? 全長5m超えの新型「R1T」&「R1S」がスゴい!

アマゾンは、アメリカの新興EVメーカー・リビアンと共同開発・製造するEV配送車をテスト走行させたと2021年2月3日に発表しました。アマゾンはこのクルマを10万台注文しており、投資額は約1100億円以上。アマゾンから膨大な注文を受けるリビアンとはどのようなメーカーなのでしょうか。

AMAZONから10万台の発注を受けるリビアン、いったいどんなメーカー?

 大手通販サイトで有名なアマゾンは、同社が開発するEV配送車をテスト走行させたと2021年2月3日に発表しました。
 
 このEV配送車はアメリカの新興EVメーカー・リビアンと共同開発・製造をおこなっています。
 
 アマゾンはこのEV配送車を10万台注文しており、投資額は10億ドル(約1100億円)以上にも上ります。
 
 アマゾンから膨大な注文を受けるリビアンとは、どのようなメーカーなのでしょうか。
 

アマゾンも大注目?リビアンの新型SUV「R1S」
アマゾンも大注目?リビアンの新型SUV「R1S」

 リビアンはアメリカに本拠を置く2009年に設立された新興EVメーカーです。

 リビアンに対しては、アマゾンだけでなく業者間の自動車オークションを運営する「コックスオートモーティブ」や大手自動車メーカー「フォード」も多額の投資をおこなっています。

 フォードに至っては投資だけでなく、提携もしておりリビアンが開発するEVプラットフォーム用いて、EVを共同で開発しています。

 リビアンは、2018年11月に同社が開発するEVのピックアップトラック「R1T」とSUV「R1S」をロサンゼルスモータショーで公開しています。

 エクステリアは「R1T」と「R1S」ともに、EVらしいフロントグリルを廃したデザインに、横一列に統一されたように見えるヘッドライトとテールランプが特徴的です。

 インテリアは現代のクルマらしい大型モニターを搭載、ルーフ部分はパノラマルーフと呼ばれる面積の大きいサンルーフが採用され、開放感ある内装となっております。

 オーディオには、英国の老舗オーディオブランドのメリディアンを採用。「Driver +」という自動的に操舵、速度の調整、車線変更をおこなう安全運転支援システムも搭載されています。

 EVらしく、フロントトランクが設けられ約311リットルの収納が可能です。

 パワートレインは四輪それぞれにモーターを搭載するクワッドモーターを採用。システム出力は750馬力、0-96km/h加速は3秒。最大航続距離は最初に納車されるローンチエディションで482kmを予定しています。

 クワッドモーターはそれぞれのタイヤを別々に回転できるため、リビアンのクルマは「タンクターン」というその場で360度回転する超信地旋回が可能で、最低地上高は378mm、約914mmの深さまで水に進入可能です。

 ピックアップトラックのR1Tのみの機能として、ギアトンネルと呼ばれる客室と荷台の間にあるスペースを収納スペースとして使えるほか、キャンプキッチンというIHコンロが2口や折りたたみ式シンク、食器棚が一体になったモジュール式のキッチンを設定可能です。

 SUVの「R1S」のみの特徴として、3列シートのため、7名乗車可能な点や、フロントトランクも合わせた、ラゲッジスペース全体の大きさが3058リットルと大きい点が挙げられます。

 ボディサイズはR1Tが全長5514mm×全幅2077mm×全高1922mm。R1Sが全長5103mm×全幅2077mm×全高1828mmです。

 価格はR1Tが6万7500ドル(約740万円)から7万3000ドル(約800万円)、R1Sが7万ドル(約770万円)から7万5500ドル(約825万円)です。

※ ※ ※

 リビアンのクルマは1000ドル(約11万円)で予約注文が可能ですが、R1T・R1Sともに納車がもっとも早いローンチエディションはすでに予約が埋まっていて、予約が可能なグレード(アドベンチャーとエクスプローラー)は2022年1月からの納車になる予定です。

 アマゾンやフォードとの提携もあり、ほかのアメリカの新興EVメーカーより1歩リードしているかのように見えるリビアン、第2のテスラとなりえるか注目です。

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