キャンプに最適!? レトロでゴツい新型4WD「ウルフプラス」特別コラボ車のスゴい拡張性とは?
EVメーカーのアルファが、ドイツのエアフレームテントブランド「ヘイムプラネット」とコラボした「ウルフプラス クラウドブレイク」は、どんなモデルなのでしょうか。
荷台のサイズに合わせたテントとドッキング
アメリカの新興EVメーカーであるアルファは、ドイツのエアフレームテントブランド「ヘイムプラネット」とコラボレーションしたピックアップトラックEV「ウルフプラス クラウドブレイク」を2021年6月10日に発表しました。
荷台部分と合体するテントが特徴的なコラボ仕様ですが、具体的にはどんな特徴があるのでしょうか。
今回発表されたコラボ仕様のベース車となった「ウルフプラス」はアルファの4人乗りEVピックアップトラックで、ボディサイズは全長5150mm×全幅1980mm×全高1760mm。
荷台寸法は長さ1652mm×幅1490mm×荷台高458mmです。またトラックベッドエクステンダーヒッチを取り付けることで、荷台の長さを1016mm延長することができます。
そして、荷台と接続されるのはヘイムプラネットのクラウドブレイクテントで、テントのサイズは長さ4358mm×幅3729mm×高さ2321mm。車両寸法に合うようにテントの形状が設計されたことで、完成時に車両とテントの形状の統一が可能となりました。
荷台部分をテントの一部にできるウルフプラス クラウドブレイクについて、ヘイムプラネットの共同設立者であるステファン・クラウス氏は、「私たちはクラウドブレイクテントのデザインに長い時間を費やしました。テントの背面に2箇所の出入り口を確保しながら、ウルフプラスのボディサイズに合うように形状を調整しています」とコメントしています。
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ウルフプラスのボディはスチールのほかにアルミニウムやカーボンファイバーで構成されています。
ゴツさを強調するカンガルーバンパーが印象的なほか、逆スラントノーズ調なデザイン、スクエアなフロントフェイスなど、レトロ感も感じさせる外観が特徴です。
駆動方式はデュアルモーター方式の四輪駆動とシングルモーター方式の後輪駆動の2種類です。
0-96km/h加速は5.9秒、けん引能力は3050kgを実現しています。一充電あたりの航続可能距離は250マイルから275マイル(約402kmから約443km)です。
アルファは、今回のコラボ仕様の発表にあわせて、車両とテントが合体した外観を紹介するビデオも公開しています。
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