レクサス次期型「LX」年内発表か ランクル&NXに続くL字ライト採用の超高級SUVを示唆?
レクサスは、2021年6月12日に新型「NX」をワールドプレミアしましたが、その際に「2020年中にもうひとつの新型車を発表予定」ということを明かしました。ベールに包まれた新型車とは、どのようなモデルなのでしょうか。
新型NXに続く、次期型LXは2021年内に発表?
トヨタとレクサスは、新型SUVとなる「ランドクルーザー」と「NX」を相次いで世界初公開しました。
そうしたなかで、新型NXの発表時にレクサスは「今年はほかにもう1台の新型車を発表予定です」と明かしています。
どのようなモデルが登場するのでしょうか。
トヨタの新型ランドクルーザーは、シリーズ誕生から70周年を迎えた2021年6月10日にワールドプレミアされました。
外観デザインは、ランドクルーザーシリーズの歴史と伝統を継承しています。
新型ランドクルーザーでは、オフロード走行時のダメージを受けにくいライト類の配置やバンパーデザインなど機能美を追求。
しかし、ボディサイズやディパーチャーアングル&アプローチアングルは先代ランドクルーザー(200系)を踏襲しています。
ワールドプレミア時には、公開された画像ではオンロードを走行するメッキ調水平グリルが存在感を示すフロントデザインの標準モデル。もうひとつは、砂漠の悪路を走破してオフロード性能を表現したGRバッジ装着モデルの2種類がラインナップされると見られます。
一方で、レクサスの新型NXは2021年6月12日にワールドプレミアされ、2014年の初代モデル登場から7年ぶりのフルモデルチェンジです。
新型NXでは、カーボンニュートラル社会の実現と多様化するユーザーニーズやライフスタイルに適した次世代レクサスの第1弾モデルとして、2021年秋頃に発売予定だといいます。
最大の特徴は、レクサス初となるPHEVを設定、さらに新開発のターボエンジンなど計4種類のパワートレインを用意することです。
新型NXのデザインは、レクサスの象徴であるスピンドルグリルのデザインを垂直に立てることで塊感を強調し、その形状によりラジエーターの冷却性能を向上。
ヘッドライトは、先代モデルでは分割されていたライト類を統合するほか、全体的に黒基調とすることでL字型デイタイムランニングライトを際立たせました。
また、スポーティグレード「F SPORT」では20インチ専用アルミホイール、バンパーロアスポイラー、存在感のあるフロントサイドガーニッシュを設定し、走りのイメージを強化。
さらに、インテリアでは、人が馬を操る際に用いる「手綱」から着想を得た「Tazuna Concept」に基づいて運転席周りを採用するなど、随所に新しいレクサスのテイストが盛り込まれています。
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そうしたなかで、新型NXのワールドプレミアにおいて、レクサスにグローバルブランドマネジメント・ゼネラルマネージャーの富樫弘央氏は次のように述べています。
「新型NXは、今後発表される10以上の電動車を含む約20の新型車や改良モデルのほんの1台に過ぎません。
そして、今年はもう1台の新型車を発表予定です。
これまでと違う新しい驚きをお届けしてまいります」
富樫氏の背景には、新型NXとベールに包まれた謎のSUVらしきモデルが映し出されています。
薄っすらと見えるスタイルからするとレクサスのSUVラインナップにおいて「UX」や「RX」とも異なるスクエアなデザインや、L字のヘッドライト、大径アルミホイールなどが見て取れます。
そうしたなかから予想できるのは、前述の新型ランドクルーザーの発表です。
レクサスのフラッグシップSUVとなる「LX」はランドクルーザーと共通するプラットフォームを採用しており、これまで初代LX450、2代目LX460が北米市場を中心に販売。
3代目LX570は、マイナーチェンジを機に2015年から日本市場でも販売されています。
こうした関係性やベールに包まれたスタイルから新型LXが登場するのではないかと考えられるのです。
なお、レクサスの主力市場となる北米では、新型ランドクルーザー(300系)が発売されないことがすでに北米トヨタからアナウンスされています。
また、中東市場では砂漠などの未舗装路用にランドクルーザー、舗装路用にLXという2台持ちする富裕層が存在するといい、新型LXと予想されるモデルに期待が高まります。
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