600馬力超! オフ仕様の新型「ピックアップ」登場! ボディ伸縮可能なモンスターマシンとは
新興EVメーカー・カヌーは、自社が開発する3台のクルマの予約受付を開始したと2021年5月17日に発表しました。最初の納車は2022年を予定しているカヌーのクルマとはどのようなものなのでしょうか。
ミライからやってきたピックアップ?新興EVメーカー・カヌーの「ピックアップトラック」
アメリカの新興EVメーカー・カヌーは、自社が開発する3台のクルマ「ピックアップトラック」「ライフスタイルビークル」「MPDV」の予約受付を開始したと2021年5月17日に発表しました。
3台のモデルのなかでも、高めの最低地上高でとくに迫力あるデザインとなっているカヌーのピックアップトラックは、どんなクルマなのでしょうか。
テスラ「サイバートラック」の発表をはじめ、米国メーカーからもさまざまなピックアップEVが発表されています。
それはアメリカの伝統的な自動車メーカーだけでなく、同国の新興EVメーカーでもみられ、リビアンやボリンジャーモーターズなどピックアップEVをリリース予定です。
アメリカのEV普及はピックアップがトレンドとなる可能性を感じますが、カヌーもそんな新興EVメーカーのひとつです。
前述のとおりカヌーは3台のEVを開発していて、なかでももっともハイパワーなクルマが、2021年3月10日に発表されたピックアップトラックです。
ピックアップトラックはその名の通り、ピックアップ形状をしており、張り出したオーバーフェンダーや高い最低地上高、ルーフキャリアなどがいかにもオフローダーといった雰囲気を醸しだしています。
車体外側に飛び出すように、折り畳み式のワークテーブルとフリップダウン式サイドテーブル、サイドステップ、外部給電(コンセント)がついており、外での作業や積み込みなどがしやすいようになっております。
荷台部分は車体後方を延長できるようになっており、荷台部分の長さが1828mmから2438mmに伸縮するため、大きい荷物が積めるようなユーティリティを確保しつつも車体を短くすることで、狭いガレージにも駐車できる利便性を持っています。
パワートレインはデュアルモーターまたはリアモーターを選ぶことができ、デュアルモーターの場合、最高出力608馬力、最大トルク746Nmを誇ります。
航続距離は200マイル(約320km)です。
サイズは全長4677mm(荷台延長時5400mm)×全幅2209mm×全高1920mm(ルーフラック込みの場合2085mm)とかなり巨大で、荷台延長時は北米市場で販売されているトヨタ「セコイア」と同じくらいのサイズになります。
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カヌーのエグゼクティブ・チェアマンであるトニー・アキラ氏はピックアップトラックについて、次のようにコメントしています。
「私たちは、人々の生活を変えることができる車を作ることにとても情熱を持っています。当社のピックアップトラックは、世界でもっともタフなトラックに匹敵する強度を持ち、生産性が飛躍的に向上するように設計されています。私たちは、仕事、週末、冒険などでトラックを使う人のためにさまざまなアクセサリーも作りました。」
現在ピックアップトラックは、100ドル(約1万1000円)の予約金で予約を受け付けており、早ければ2023年に納車が開始される予定です。
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