V6ツインターボで爆速!? トヨタ新型「ランドクルーザー」は日産「パトロールNISMO」とどう違う?
日産「パトロールNISMO」に搭載される特別なエンジンとは?
両車の内装を見ると、新型ランドクルーザーはインパネ中央にひとつのディスプレイを配置していますが、パトロールはインパネ中央に上下2画面のデュアルディスプレイを採用しています。
パトロールNISMOでは通常モデルに対して内装色やシート色が独自の仕様となっており、新型ランドクルーザーでも設定が予想される“GR仕様”でどのような差別化がなされるのか注目されます。
新型ランドクルーザーに搭載されるエンジンは新開発のV型6気筒ツインターボで、3.5リッターガソリン(最高出力415馬力・最大トルク650Nm)と3.3リッターディーゼル(最高出力309馬力・最大トルク700Nm)を設定。
なお、トヨタは一部地域でV型6気筒自然吸気ガソリンの新型ランドクルーザーを販売する計画があると予告しているほか、アラブ首長国連邦でのトヨタ公式サイトではディーゼル仕様の紹介がないことから、仕向地によって設定されるエンジンに違いがある可能性もあります。
一方、パトロール(中東仕様)の標準モデルに搭載されるエンジンは5.6リッターV型8気筒自然吸気ガソリン(最高出力406馬力・最大トルク560Nm)と4リッターV型6気筒自然吸気ガソリン(最高出力279馬力・最大トルク394Nm)です。

なお、パトロールNISMOでは日産のスーパースポーツモデル「GT-R」に携わることを許されたマスターエンジンビルダーがチューニングをおこなうことで最高出力がアップ。
パトロールNISMOに搭載される5.6リッター仕様のエンジンは最高出力434馬力を発揮します(最大トルクは同じ560Nm)。
今後、新型ランドクルーザーにもし“GR仕様”が登場した場合、エンジンスペックに変更が加えられるのか、注目です。
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新型ランドクルーザーは、2021年夏以降世界各地で発売されます。各市場で発表される詳細情報について、今後も目が離せません。
Writer: くるまのニュース編集部
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