カローラがSUV化!? トヨタ新型「カローラクロス」はどう違う? 北米で登場した独自仕様とは

2021年6月2日に米国で発表されたトヨタ「カローラクロス」の現地仕様には、どんな特徴があるのでしょうか。

2リッターのダイナミックフォースエンジンを搭載

 トヨタの米国法人は、2021年6月2日に新型「カローラクロス」を現地で発表しました。すでに東南アジアをはじめとした地域で販売されているコンパクトSUVが米国市場にも投入されることになりましたが、いったいどのような特徴があるのでしょうか。

トヨタ新型「カローラクロス」(北米仕様)
トヨタ新型「カローラクロス」(北米仕様)

 カローラクロスは2019年7月9日にタイで世界初公開、同日に発売されたコンパクトSUVで、現在では東南アジア諸国やブラジルでも販売開始されています。

 今回米国で発表された現地仕様のカローラクロスは、ボディサイズが全長4460mm×全幅1826mm×全高1646mm。

 エンジンは最高出力169hp・最大トルク150lb-ftを発揮する2リッター直列4気筒のダイナミックフォースエンジンを搭載します。

 ほかの市場のカローラクロスは、ガソリン仕様のほかにハイブリッド仕様も設定されているのに対し、ガソリン仕様のみとなるのが米国仕様の特徴といえます。

 北米仕様では2WD仕様のほかに4WD仕様の設定も存在。4WD仕様に搭載されるダイナミック・トルク・コントロール・システムは、走行状況に応じて最大50%のパワーを後輪に配分し、優れた燃費性能と高い走行安定性を両立します。けん引能力は最大1500ポンド(約680kg)です。

 2021年現在、米国で「ヴェンザ」(ハリアーの海外名)や「C-HR」、「RAV4」、「ハイランダー」(海外専売SUV)などをラインナップするトヨタですが、カローラクロスが現地でどのような売れ行きとなるのか注目されます。

 それではここでクイズです。

 トヨタがグローバルで販売する現行モデルのRAV4の記述として、正しいものは次のうちどれでしょうか。

【1】日本では4代目モデルとなる

【2】エンジン排気量は2リッターと3リッター

【3】C-HRよりひと回り小さい

【4】2WDモデルのみの設定

※ ※ ※

 正解は【1】の「日本では4代目モデルとなる」です。

 RAV4は、日本においては一時販売を中止していた期間があり、グローバルでの4代目RAV4は国内には導入されていませんでした。

 そのため、グローバルでは5代目となる現行型RAV4は、日本では(実質的に)4代目となります。

※クイズの出典元:くるまマイスター検定

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Writer: くるまのニュース編集部

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