トヨタ新型SUV「bZ4X」公開! 斬新ハンドルが円形に!? トヨタ電動化が米でも加速

2021年6月2日、トヨタの新型EV「bZ4X」が北米でも公開されました。すでに上海モーターショー2021でも公開されていた同車ですが、北米市場で投入されるモデルではどのような違いがあるのでしょうか。

上海で先行公開された新型「bZ4X」と北米市場で公開されたモデルは何かが違う?

 2021年6月2日、北米トヨタはSUVタイプの電気自動車(EV)となる新型「bZ4X(ビーズィーフォーエックス)」のコンセプトモデル(北米仕様)を公開しました。

北米で発表された新型「bZ4X(ビーズィーフォーエックス)」のコンセプトモデル
北米で発表された新型「bZ4X(ビーズィーフォーエックス)」のコンセプトモデル

 新型bZ4Xは、トヨタの「bZ(Beyond Zero)シリーズ」第一弾のEVで、スバルとの共同開発によるEVです。

 共同開発したe-TNGA EV専用プラットフォームを採用したことによって、ショートオーバーハング・ロングホイールベース化が可能になり、特徴的なスタイリングとDセグメントセダン並みの室内空間を実現しています。

 こちらもスバルと共同開発した新AWDシステムを採用して、電動車ならではの素早いレスポンスを生かした安全で気持ちの良い走りと、高い走破性を実現しています。

 
 回生エネルギーの活用に加え、ソーラー充電システムを採用しているため停車中も賢く充電をおこない、冬場などでもユーザーに不便を感じさせない航続距離を確保しました。

 新型bZ4Xはすでに、2021年4月に「上海モーターショー2021」にて公開されていますが、今回北米トヨタから発表されたモデルでは、ハンドルの形状が違います。

 上海モーターショー2021で公開されたモデルには、近未感漂う異形ステアリングホイールが採用されていましたが、今回の公開されたモデルでは丸いテアリングホイールが装備されています。

 トヨタマーケティンググループの副社長リサ・マテラッツォ氏は、新型bZ4Xについて次のようにコメントしています。

「bZ4Xは、RAV4とほぼ同じ大きさで、ほかのBEVとは一線を画す多機能性を備えているので、市場のスイートスポットに位置することになります。そして何より、お客さまが期待する伝統的な品質、耐久性、信頼性を備えたトヨタ車であります」

 bZ4Xの量産モデル(北米仕様)に関する詳細は、2021年後半に発表される予定で、販売開始は2022年を予定しています。

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 トヨタは、2025年までにグローバルで約70の電動化モデルを展開するとしており、、このなかには15台の電気自動車が含まれ、そのうち7台はbZブランドになる予定です。

 また、トヨタは近い将来、ピックアップトラックのラインアップにも電動化を導入する予定です。

 このように、多様な電動モデルを取り揃えることで、トヨタは2050年までにカーボンニュートラルを実現するという目標に向かっています。

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Writer: くるまのニュース編集部

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