カーボンパーツてんこ盛りのトヨタ「スープラ」爆誕! 北米限定600台で今秋発売
米トヨタは2021年6月2日(現地時間)、「スープラ」の2022年モデルの発表と同時に限定モデルの特別仕様車「スープラ A91-CFエディション」の発売を明らかにしました。「CF」とはカーボンフィバーの略で、文字どおりカーボンパーツが随所に散りばめられています。
アグレッシブなエアロパーツが装着された「スープラ」の限定車発表!
現地時間の2021年6月2日、米国トヨタは2022年モデルの「スープラ」を発表。同時に北米限定600台で発売する特別仕様車「スープラ A91-CFエディション」の存在を明らかにしました。
スープラ A91-CFエディションは2022年モデルの「3.0」グレード(日本の「RZ」に相当)をベースに、特別な内外装にしたてられたモデルで、車名の「CF」は「カーボンファイバー」を意味しています。
外装には新たにデザインされたカーボン製のカナード付きフロントスポイラー、サイドスポイラー、カナード付きのリアアンダースポイラー、そしてダックテール形状のリアスポイラーが装着され、スープラのボディをレーシーに演出。
日常での使用によるドレスアップだけでなく、サーキット走行におけるダウンフォース発生にも効果が得られるといいます。
また、専用となる19インチホイールはマットブラック塗装され、ボディカラーはアブソリュートゼロホワイトとニトロイエローが設定されました。
内装では赤と黒をテーマにしたアルカンターラ、レザーを使った内装材とされ、高級感のある洗練されたコーディネイトを採用。ヒーター付き14ウェイパワー・スポーツシート、カーボンファイバートリム、本革巻き3スポークステアリングホイール、スポーツペダルにレッドステッチが施されています。
なお、最高出力382馬力(米規格)を発揮する3リッター直列6気筒ターボエンジンや、パドルシフト付きの8速AT、足まわりのセッティングやブレンボ製ブレーキなどは標準モデルと同仕様です。
スープラ A91-CFエディションの価格は数か月以内に発表され、ディーラーでの販売は2021年秋の予定とアナウンスされています。
※ ※ ※
北米仕様のスープラ2022年モデルは、3.0グレードのヒーター付きシートと、3.0プレミアムグレードに新しいレッドカラーインテリアを採用。プレミアムオーディオを備えたすべてのモデルは、Apple Car Playの対応が追加されました。
さらに、2022年モデルには、「National Auto Sport Association (NASA)」の1年間の無料メンバーシップが付属しており、このメンバーシップの一環として、スープラのユーザーには無料のハイパフォーマンスドライビングイベント(HPDE)や、NASA 公認のイベントへの割引入場などの特典が利用可能となっています。
HPDEプログラムは、NASAのサーキットにおけるハイパフォーマンスドライビングスクールで、座学からサーキット走行、他のスポーツカー愛好家とのコミュニケーションの場が提供され、ビギナードライバーにはインストラクターが無料でサポートしてくれます。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。