トヨタ「ハイラックスサーフ」の現代版!? 新型「4ランナー」&スポーティ仕様を発表
トヨタの北米法人は同市場でラインナップするSUV「4Runner(4ランナー)」の2022年モデルの発表と、スポーティグレードとなる「TRD Sport」の追加を2021年6月1日に明らかにしました。
新たなTRD Sportを追加! 「4ランナー」ってどんなクルマ?
2021年6月1日、トヨタの北米法人は同市場でラインナップするSUV「4Runner(4ランナー)」の2022年モデルの発表と、スポーティグレードとなる「TRD Sport」の追加を明らかにしました。
4ランナーは、2009年に日本で販売終了したトヨタ「ハイラックスサーフ」の後継といえるモデルです。
1984年に北米市場で販売され以来、ファミリーユースやレジャーユースから支持されてきました。
4ランナーの特徴は、高い最低地上高と堅牢な構造を持つボディによる本格オフロードSUVです。
4ランナーには、標準グレード(SR5/SR5 Premium/Limited)以外に4ランナーにはTRDの名を冠したオフロード仕様の「TRD Off-Road」と「TRD Pro」がラインナップされていましたが、2022年モデルにはTRD Sportが追加されました。
TRDスポーツは「SR5」グレードをベースに、17インチホイールに加えて、ダークグレーの20インチホイールを新たに採用。さらに、フルサイズのスペアタイヤが装備されています。
エクステリアでは、フロントグリル、ロッカーパネル(サイドシル)、ボディモールなどにカラーアクセントを施し、個性的なスタイリングを実現。さらに、TRDスタイルのフードスクープ(ボンネットダクト)、フロントスポイラーが追加されるほか、ブラックのルーフレールも採用されています。
インテリアは、専用シートとしてグレーのステッチ&TRDロゴが施され、フロントシートにヒーター機能を追加。さらに、専用フロアマットやシフトノブを装備しています。
快適機能では、8インチマルチメディア・タッチスクリーン・ディスプレイを搭載し、Apple CarPlayやAndroid Auto、Amazon Alexaに対応しているほか、コネクテッドサービスとして、車内Wi-Fi機能なども採用。
パワートレインは、最高出力270馬力の4リッターV型6気筒エンジンに5速ATを組み合わせています。
また、走行性能において、TRD Off-RoadとTRD Proグレードではあらゆる地形を走破するための機能や装備を備えているのに対して、TRD Sportではオンロード性能を意識したエクステリアやサスペンションなどの専用装備を設定しています。
TRD Sport専用装備となる「X-REAS(Cross-Linked Relative Absorber System)サスペンション」を追加したことで、オンロードでのハンドリングを向上。
X-REASは、標準上級グレードの「SR5 Limited」グレードにも採用されているシステムで、で凹凸路面やコーナリング時にショックアブソーバーの減衰力を自動的に調整します。
また、TRD Sportには2WDとパートタイム4WD(2速トランスファーケース付)の2種類を設定しており、2WDでは9インチ(約23cm)、4WDでは9.6インチ(約24cm)の最低地上高を確保しました。
※ ※ ※
TRD Sport以外の4ランナー(2022年モデル)では、全グレードにLEDヘッドランプ(ロービーム)、フォグランプに加え、新たにLEDハイビームを採用しました。
安全機能では、「歩行者検知機能付きプリクラッシュセーフティシステム」、「レーンディパーチャーアラート」、「ハイスピードダイナミックレーダークルーズコントロール」などを含む先進運転支援技術Toyota Safety Sense P(TSS-P)」を全車標準装備。
さらに、4ランナーではTSS-Pに加えて、トラクションコントロール (TRAC、または4WDのA-TRAC) を備えた「車両安定性制御 (VSC)」なども採用されています。
リアゲートの窓が開かなければ、サーフではない
4つのドアの窓とリアゲートの窓を開けて走ると、とても気持ち良かった
これが昔乗っていた時、一番の思い出