トヨタ次期型「ランクル」世界初公開へ 14年ぶり全面刷新モデルをチラ見せ 近日中東でお披露目

2021年6月1日、トヨタの中東法人であるトヨタUAE(アラブ首長国連邦)は、次期型となる新型「ランドクルーザー」を同月6月9日(日本時間10日)にワールドプレミア(世界初公開)することを公式Twitterで明らかにしました。

次期型「ランドクルーザー」を中東で世界初公開へ

 トヨタの中東法人であるトヨタUAE(アラブ首長国連邦)は、2021年6月1日に次期型となる新型「ランドクルーザー」を同月6月9日(日本時間10日)にワールドプレミア(世界初公開)することを公式Twitterで明らかにしました。

トヨタUAEがTwitterで公開した次期型ランドクルーザーのフロントグリル(画像:@Toyota_UAE)
トヨタUAEがTwitterで公開した次期型ランドクルーザーのフロントグリル(画像:@Toyota_UAE)

 ランドクルーザーシリーズの歴史は長く、初代モデル(BJ系)は1951年に登場しました。

 その後、モデルチェンジを繰り返し、現行モデルは、2007年に登場した5代目ランドクルーザー(200系)と2009年に登場した4代目「ランドクルーザープラド(150系)」が日本市場で販売されています。

 200系ランドクルーザーの日本仕様は、3列シート8人乗りの「AX」「AX“Gセレクション”」「ZX」と、2列シート5人乗りの「GX」をラインナップ。

 ボディサイズは、全長4950mm×全幅1980mm×全高1870mm-1880mm。パワートレインは、4.6リッターV型8気筒エンジンに6速ATを組み合わせいます。

 トヨタを代表するランドクルーザーの最大の特徴は、悪路走破性能や四駆性能です。

 岩場やモーグル路、ぬかるみや雪道などで他車を圧倒する悪路走破性を発揮する「マルチテレインセレクト」を採用。

 さらに、さまざまな状況下で快適な乗り心地と操縦安定性を両立する「4-Wheel AHC&AVS」がサスペンションをその自在に制御するなど、世界中の過酷な路面での走破性と高いオンロード性能が世界中から評価されています。

 200系ランドクルーザーは、発売から14年目に突入した2021年3月に日本での販売終了となっており、同年1月時点ではすでに完売状態だったといいます。

 そうしたなかで、多くのファンは次期型ランドクルーザーの登場を待ちわびていました。

 今回、トヨタUAEはTwitter上で次のようにコメントしています。

「待ちに待った瞬間が近づいてきました。まったく新しい2022年式のトヨタランドクルーザーをご覧ください。

 アラブ首長国連邦時間の6月9日午後9時30分にライブでワールドプレミアをご覧ください」

※ ※ ※

 コメントと同時に公開されたティザー動画では「The all-new 2022 Toyota Land Cruiser LC300 World Premiere」というタイトルが付けられており、200系の後継型となるLC300(300系)ということが分かります。

 また、動画内ではフロントグリルの一部が公開されており、世界初公開されるその瞬間には世界中で話題となるかもしれません。

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