ホンダは王者奪還なるか? SUV戦国時代! 新型「ヴェゼル」登場で競合車に影響はあるのか

過去に4度のSUV販売No.1を獲得しているホンダ「ヴェゼル」。2021年4月23日には、2代目となる新型ヴェゼルが発売されました。その後、発売から1か月が経過した段階で約3万2000台を受注して好調な売れ行きですが、ライバルに影響は出てくるのでしょうか。

今後はガソリン車の販売比率が上がる?

 さて、抜群のスタートを切った新型ヴェゼルの販売の傾向は、今後どうなっていくでしょうか。

 まずいえるのは、現在人気となっている「Z」の比率はもう少し下がるだろうということです。

 新型車のデビュー直後は上級グレードに人気が集まる傾向があり、少し時間がたつと下位グレードの比率が上がってくるのが一般的。

 現状で8割に迫る「Z」の高比率は、デビュー直後ゆえの現象といえるでしょう。

1グレードのみとなるガソリン車「Gグレード」。今後、販売比率は伸びるのか?
1グレードのみとなるガソリン車「Gグレード」。今後、販売比率は伸びるのか?

 また、ガソリンモデルの比率が増える可能性もあります。同じホンダのステーションワゴンに「シャトル」がありますが、同車はデビューから時間が経過して新車効果が薄れたタイミングで販売台数が増えたことがありました。

 その理由を探ると、ハイブリッドモデルの販売台数は変化がなく、ガソリン車の販売が増えことがわかったのです。

 シャトルのグレード構成は新型ヴェゼル同様に、ガソリン車はもっともベーシックなグレードしか存在しません。

 そんな“安いグレード”の販売拡大が、デビューから時間が経過したシャトルの販売台数を底上げしたのです。

 この現象が新型ヴェゼルに起こることも、十分考えられるでしょう。

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Writer: 工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに寄稿している。執筆で心掛けているのは「そのクルマは誰を幸せにするのか?」だ。現在の愛車はマツダ CX-60/ホンダ S660。

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