三菱は、新型「エクリプスクロスPHEV」を2021年6月1日にニュージーランドで発売、7月にはオーストラリアで発売すると5月26日に発表しました。

　新型エクリプスクロス PHEVは三菱の2車種目となるプラグインハイブリッドモデルです。

　同車はツインモーター4WD方式のプラグインハイブリッドシステムを三菱「アウトランダーPHEV」から継承し、スポーティな制御に設定しています。

　電動車ならではの加速性能と、車両運動統合制御システムS-AWCによる優れた操縦性と安定性を実現しています。

　また、自ら発電できるため、満充電・満タンの状態であれば、V2H機器を経由して一般家庭の最大約10日分（一般家庭での一日当たりの使用電力量を約10kWh／日として算出）に相当する電力を供給することができ、非常時では電力源となります。

　今回のニュージーランド・オーストラリアへの投入に対し、三菱の代表執行役副社長・矢田部陽一郎氏は以下のように述べています。

「ニュージーランドではアウトランダーPHEVの累計販売台数がプラグインハイブリッド及び電気自動車カテゴリーのなかで同国最多となるなど、当社の環境対応車を高くご評価いただいています。

　エクリプスクロスPHEVは環境性能に加えて、どなたでも安心して楽しめる軽快感のあるハンドリングで走りの魅力を高めています。

　既に販売を開始している日本と欧州でご好評いただいており、ニュージーランドとオーストラリアのお客さまにも自信を持ってお届けいたします。」

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　三菱エクリプスクロスは2017年秋に欧州で発売した三菱の世界戦略車で、日米豪など世界100か国以上で展開し、累計販売台数は27万3千台に達しています。

　三菱は持続可能な社会の実現に向けてプラグインハイブリッドを軸に電動車の普及を促進しており、日本では2020年12月にエクリプスクロスPHEVを投入済みで、2021年内には新型アウトランダーPHEVを投入する予定です。