ホンダ新型7人乗りSUV「N7X」に「国内で欲しい」の声多数! 「大きさが気になる」意見も
ホンダのインドネシア法人が現地で発表した7人乗りSUVのコンセプトモデル「N7Xコンセプト」に日本からも反響が寄せられています。まだコンセプトモデルということですが、市販化についてホンダのインドネシア法人はどうアナウンスしているのでしょうか。
「ちょうどこういうSUVに乗りたかった!」という意見も
ホンダのインドネシア法人は新型SUVのコンセプトモデル「N7Xコンセプト」を2021年5月3日に公開しました。海外で発表されたSUVながら、日本でも反響が寄せられている状況ですが、どういった位置づけのモデルとして登場しているのでしょうか。
ホンダのインドネシア法人によると、新型N7Xコンセプトは7名乗りの多人数乗車が可能なSUVと説明。
タイでクルマのデザインに関わる量産開発や先行開発をおこなうホンダR&Dアジアパシフィックの調査結果を元に開発したといい、ホンダならではの心地よいドライビングフィールや優れた居住性と快適性、さらにSUVのタフなスタイルを兼ね備えたモデルになると説明しています。
外観は、シャープなキャラクターラインが特徴のボディサイドや、存在感のあるボンネットが特徴です。
2021年6月6日までジャカルタにある「Dreams Cafe by Honda」で実車が展示されているという新型N7Xコンセプトですが、ホンダのインドネシア法人はこのクルマがコンセプトカーである点について、「通常、コンセプトカーはデザインや機能が量産化段階に値するかどうかの確認や、市場の反応を見る目的で制作されます」と説明。
そのうえで、インドネシアにおいてこれまでコンセプトカーの「BR-Vプロトタイプ」が「BR-V」として、「ホンダスモールRSコンセプト」が「ブリオ」として市販化されてきた実績があることを謳います。
ホンダのインドネシア法人がこうした発表をしていることからも、新型N7Xコンセプトが現地で近い将来市販化される可能性は十分にあるといえるでしょう。
くるまのニュースでは、2021年5月6日から5月10日にかけてSNS上で新型N7Xに関するアンケート調査を実施しましたが、インドネシアで発表されたモデルにも関わらず日本のユーザーからも反響があり、「ちょうど、こういうモデルに乗りたいと思っていました!」「7人乗車ができて、かつ大きすぎないサイズのSUVが欲しいと思っていました」という回答が寄せられました。
しかし、コンセプトカーということで詳細が不明なことから、「内装デザイン次第では評価が変わりそうです」「ボディサイズが気になりますね」と、冷静な意見の回答もあった状況です。
なお、同アンケートで「新型N7Xコンセプトのデザインについてどう思いますか?」という設問を設けたところ、「すごくカッコ良いと思う」が30.8%、「まあまあカッコ良いと思う」が46.2%で、好意的な意見が多数派となっています。
「あまりカッコ良いとは思わない」は19.2%、「まったくカッコ良いとは思わない」は3.8%という結果でした。
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2021年5月現在、ホンダはインドネシアにおける3列シートSUVとしてBR-Vと「CR-V」をラインナップ。新型N7Xコンセプトを元にした市販モデルがどのような3列シートSUVとして登場するのか、注目されます。
ホンダ車には、興味ありません。