エンジンがないEVはオイル交換不要? メンテナンス費用が抑えられるってホント?
EVの冷却水は何に使っている?
オイルではありませんが、実はEVにも冷却水が使用されています。これはモーターやインバーターといった走行に関わる部分はもちろん、車種によってはバッテリーを冷却するためにも使用されます。
また、一部の車種では電気の力で冷却水を温め、温風を出すPTCヒーターを採用しており、このときも冷却水が使用されているのです。
エンジンのように巨大な熱源ではありませんが、EVとしての機能を正しく発揮させるためには冷却も必要というワケなのです。
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EVにも油脂類は使用されていますが、エンジン搭載車に比べるとどれも負担も少ないため、交換頻度は長めに設定されています。
そういった点でもやはりメンテナンス費用は安いといえるのかもしれません。
ただし、EV長く乗ることを考えると、駆動用バッテリー交換という最大の敵が待ち構えていることは覚悟が必要だといえそうです。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。
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