三菱から日産「e-POWER」登場なるか? 新型「アウトランダーPHEV」は2021年中に発売へ

三菱が2020年度決算会見で、今後登場する三菱車の展望を明らかにしました。今後、どんな車種が登場するのでしょうか。

アウトランダーPHEVは2021年度中に日本へ投入予定

 三菱は2021年5月11日に2020年度決算を発表しました。そのプレゼンテーションのなかで、今後登場する三菱車について、新たな情報を明らかにしています。今後、どのような車種が発売されるのでしょうか。

三菱新型「アウトランダー」(写真は北米で販売されるガソリンモデル)
三菱新型「アウトランダー」(写真は北米で販売されるガソリンモデル)

 三菱は、これまで中期経営改革「Small but Beautiful」を推進してきましたが、今回この計画をアップデートし、新規投入車種の発表へと至りました。

 三菱は2021年以降に投入する新車について、プラグインハイブリッド車(PHEV)を軸とした三菱独自開発の車種と、電気自動車(EV)や日産の電動パワートレイン「e-POWER」といった日産・ルノーとのアライアンスを活用した車種を投入することで、オプションの多様性を確保すると明らかにしています。

 アライアンスを活用した新型車については、多少デザインを変えたうえでクルマごと共通化するという方向性と、コンポーネントを共通化したうえで新型車として開発するという方向性のふたつが検討されています。

 一方、三菱の独自開発車種として具体的なものとしては、北米市場で2021年4月にガソリンモデルが発売された「アウトランダー」のPHEVモデル「アウトランダーPHEV」を2021年度に日本市場へ投入。

 また「環境」×「安全・安心・快適」を軸とした「三菱らしさ」を具現化した新型車を、2023年以降複数投入する予定ということです。

 そのほか、三菱と日産が共同開発している軽自動車タイプのEV(以下、軽EV)についても2022年に投入予定としています。

 商用の軽EVについては、日本郵政など40社以上の企業・全国自治体へ9000台以上を納入した「ミニキャブMiEV」での知見を活用するほか、今後物流・通信・電力会社など20社へ約200台の試験車を納入することで、次世代に向けた商品強化を加速させると説明します。

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