「タイヤ切れ角モニター」なぜ軽自動車に多い? 大きいクルマほど必要じゃない?
タイヤの切れ角を知るためにはどうしたら良いのか?
タイヤの切れ角を表示するモニターやバックガイドモニターは、駐車をするときや低速での走行時など、表示される場面が限定されていることがほとんどです。
元教習所の指導員は次のように話します。
「タイヤの切れ角は車内から見えないため、クルマを動かしたときに初めて知ることができます。
運転に慣れていない人は、ハンドルがまっすぐな状態だとクルマもまっすぐ進んでくれるだろうと勘違いすることが多いです。
クルマのハンドルは、1回転以上回るケースが多いため、ハンドルがまっすぐなように見えてもタイヤは左右どちらかに切れているということがあります。
運転を始める前に、クルマの周囲の安全確認とともに、タイヤの向きがどっちを向いているのか確認しておくと良いでしょう。
ただ一番良いのは、運転を終えるときにクルマとタイヤの向きを揃えた状態にしておくことです。
ハンドルが切れた状態で運転を終えてしまうと、次回運転するときに予期せぬ方向へ動き出し、パニックになる可能性があります。
次回運転するときに焦らないためにも、クルマとタイヤの向きを揃えて駐車しておくと良いでしょう」

※ ※ ※
タイヤの切れ角モニターは、クルマを購入するターゲットに応じて装着されているモデルと装備されていない車種がありますが、車内からは確認することができないタイヤの切れ角を目視できる装備として有効だといえます。
また、駐車をするときは次に乗るときのことを考えて、クルマとタイヤを同一方向に揃えておくと安心です。
日頃の運転をするときに、クルマとタイヤの向きを揃えるクセをつけておくことが次回の運転時に焦らない方法だといえます。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。



































