1日50件以上!? 意外と多い高速道路の忘れ物 SAや本線上の落とし物の対処法とは
本線上の落下物を拾いに行くのは絶対にNG!
走行中に本線上に落とし物をしてしまった場合はどうすればよいのでしょうか。落下物に関しては後続車を巻き込んでしまうこともあり、うっかりでは済まされない部分もありそうです。
「道路上に落とし物をしてしまった場合についてですが、落とし物の種類によっては後続車に危険を及ぼす場合があります。安全な場所にクルマを停車させてから『道路緊急ダイヤル』へご一報いただければと思います。
高速道路上は大変危険なため、くれぐれもクルマを停めて自ら拾いに行くということはしないでいただければと思います。ご連絡いただければ、道路管制センターにて交通管理隊を出動させて落下物の回収に向かいます」(NEXCO東日本)
ここまではNEXCO側がしてくれる対応なのですが、一番の注意点は落とし物によって後続車が傷付いたり事故が起きたりすると、落とし主の責任となってしまうことです。
同じように、飛び石で後続車の窓に傷やヒビが入った場合も、責任は石を巻き上げた前走車にあります。だからこそ、十分な車間距離を保つことが必要になります。
ちなみに、ETCが普及する前はインターの入口で受け取る通行券を紛失するケースがよくありました。ETC非装着のクルマで通行券を無くしてしまった場合はどうなるのでしょうか。
「通行券を紛失された場合は、出口の料金所で係員にお申し出ください。料金所で所定の手続きをします。事情をお聞きしたうえで流入ICが確認できた場合は、そのICからの通行料金を、それ以外は最遠ICからの料金をいただくことになりますので、紛失にはくれぐれもご注意ください」(NEXCO東日本)
クルマはETC装着がかなり浸透しましたが、バイクはETC装着の普及が遅れています。通行券は無くさないようにしっかりと保管しましょう。
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SA/PAに忘れ物をしないのが一番なのですが、万が一忘れ物をしてしまったときは、慌てずに関係各所に連絡をしましょう。
また、カーキャリアなどに載せたものが落下しないよう、出発前に十分チェックする必要があります。
忘れ物や落とし物をしないように、SA/PAから再出発するときに今一度確認するように心がけましょう。
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