道の駅やSA・PAで車中泊はダメ? 仮眠はOKも車中泊は「遠慮」してほしい事情とは

では、SA・PAでの車中泊は良いの?

 クルマを移動している道中で休憩できる場所には、道の駅のほかに、高速道路上のSA(サービスエリア)・PA(パーキングエリア)があります。

 SA・PAは、高速道路を利用する人の休憩などを目的としている施設です。

 SAは、一般的に休憩所、駐車場、トイレ、売店、食堂、ガソリンスタンドなどが備わっており、おおむね50km間隔で設置されています。

 PAは、駐車場、トイレ、必要に応じて売店が備わっており、おおむね15kmおきに設置されている施設です。

過去には日本一の来場者を誇った東名高速道路の海老名サービスエリア
過去には日本一の来場者を誇った東名高速道路の海老名サービスエリア

 SA・PAの場合では、どのような対応となっているのでしょうか。

 NEXCO中日本の担当者は以下のように話します。

「SA・PAは、高速道路を安全に走行していただくために設置してある休憩施設であるため、車中泊をすることはご遠慮いただいております。

 ただし、仮眠は取っていただくことはできます。なかなか仮眠と車中泊の線引きは難しいですが、宿泊するスペースための駐車スペースは確保されていません。

 そのため、皆さまに使っていただけるよう各個人がルールを守って利用していただければと思います」

※ ※ ※

 運転中の休憩施設である道の駅は、場所によって車中泊できるスペースを設けている場合もあります。

 24時間無料で利用できる道の駅は、クルマを使う人にとって便利な施設です。

 ただし、それぞれの道の駅で駐車に関するルールが異なります。道の駅で車中泊を希望する場合には、車中泊ができるか事前に確認しておくと良いでしょう。

 一方、高速道路に設置されているSA・PAは、原則として車中泊を禁止していませんが、長時間にわたり駐車をしていると、係員に声をかけられることがあるようです。

※記事初出時より、本文の一部を訂正いたしました(5月8日午前10時40分)

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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