2021年もトヨタ勢続々? 日産・ホンダは何を出す? 逆に消えたクルマは何?
新車攻勢のトヨタに「待った!」 日産・ホンダ・スバルなどはどんな感じ?
トヨタは、2020年に続き2021年も新型モデルを続々と投入する予定だといいますが、ほかの国産メーカーはどのような状況なのでしょうか。
日産では、2020年12月に新型「ノート(2WD仕様)」を発売。2021年3月中旬からは4WD仕様の受注も開始されています。
また、以前から噂されている「ノートオーラ」という派生車や、それとは異なる仕様も登場するといわれ、それが実現すれば新型ノートシリーズとして2021年の目玉になるかもしれません。
そのほか、日産では2021年中頃にSUVタイプの電気自動車「アリア」を投入予定だと明かしています。
日産は2010年から「リーフ」を販売するなど世界に先駆けて電気自動車に力を入れてきたメーカーでもあり、その第二弾となるアリアへの期待も高まります。
一方で、4月19日には中国や欧州で新型「エクストレイル」が発表されており、日本のファンからは日本市場での販売を切望する声も聞かれました。
昨今の国内市場では、SUVの人気が高まっています。
そのSUVジャンルにおいて過去に4度の販売首位になったホンダ「ヴェゼル」が2021年4月23日にフルモデルチェンジして発売されました。
先代モデルから大きく変わったデザインや大幅に性能が向上したスペックなど魅力が多いこともあり、5度目のSUV王者を狙える可能性は高いといえます。
さらに、ホンダではすでに北米では先行して11代目となる新型「シビック」がお披露目されていることもあり、今後日本でも11代目シビックに関する情報が明らかになることに注目が集まります。
一方で、2021年3月にはホンダの軽オープンスポーツ「S660」が2022年3月を持って生産終了することがアナウンスされていましたが、4月上旬にはファイナルモデルとなった特別仕様車と標準車共に計画台数に達したことで完売となっています。
前述のGR86と同時にお披露目されたのがスバルの新型「BRZ」です。どちらも初代モデルからトヨタとスバルが共同開発したFRスポーツカーとなります。
すでに2020年11月には北米で先行して公開されていたものの、GR86に合わせて日本仕様が公開されました。
そのほかの新型モデルとして、「レガシィ アウトバック」「WRX S4」「WRX STI」の登場が予想されています。
また、スバルでも前述のトヨタ「bZ4X」の共同開発車が控えており、先行してトヨタがお披露目したこともあり、近い将来にスバル版も発表される可能性は高いです。
そのほか、三菱では2021年2月17日に新型「アウトランダー」を発表。4月から北米で販売していますが、日本市場への投入は明らかにしていません。
また、マツダに関して2021年の新型モデルに関する噂は出ておらず、2022年以降のラージサイズモデルの登場が予定されるほどですが、近々の新型モデルの登場を期待するファンも少なくはないようです。
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全体的に近年発表される新型モデルやコンセプトカーは、SUVが多くを占めています。
そのため、今後数年は最低でもSUVブームは継続されるといえます。そうしたなかで、SUV以外に登場するモデルではどのような個性が発揮されるのかという部分も注目せずにはいられません
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