「オートライト」義務化から1年 新車装着で何が変わった? 未搭載車はどう対応?
オートライト機能、操作方法はバラバラ? 未搭載車はどうなる?
オートライト機能が2020年4月1日に義務化される以前から、オートライト機能を搭載しているクルマは数多く存在します。
しかし、ヘッドライトの点灯/消灯のタイミングや動作条件について細かい規定がなく、各社が独自の設定で運用しているのが実態です。
実際に車種によって、ライトレバーの表示は「OFF/AUTO/車幅灯/ヘッドライト」の並びが異なっています。
また、点灯するタイミングも車種により異なり、JAFが過去におこなった「オートライト点灯時刻テスト」によると、日没前の約1時間において、ヘッドライトの点灯がもっとも早かったクルマと遅かったクルマでは38分もの時間差があることが分かっています。

現状、動作条件にバラツキはあるものの、自動で点灯することは同じですが、一方でオートライト機能を搭載していないクルマも多く街中を走っています。
これらのクルマに乗っているドライバーはどのような部分に気をつければ良いのでしょうか。
現在、「早めのライト点灯」の呼びかけ活動を都道府県の警察や地方自治体はおこなっています。
また、自動車メーカーや大手タクシー会社などでも「おもいやりライト運動」をおこなうなど、官民が一体となって認知活動を実施。
活動をおこなっている各団体は、「ヘッドライトを点灯して自分の存在を知らせることが事故防止に有効となります。車幅灯だけだと十分ではありませんので、ヘッドライトを点灯することをお勧めします」と呼びかけています。
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近年、クルマの安全に関わる機能・装備は進化し続けています。同時にそれに合わせた法改正もおこなわれていますが、すでに街中を走っているクルマではそれらの機能は搭載されていないため、ドライバー自身が安全運転を意識することが大切です。
Writer: くるまのニュース編集部
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