トヨタEV戦略が新展開! EV開発「2つの方向性」とは 2025年までに電動車70車種に拡充へ

トヨタが示すEVの「2つの方向性」とは

 CASEの「E」、すなわち電動化を通じたCO2の排出量削減は、このように世界的な課題となっていますが、そんななかトヨタは今回、TOYOTA bZシリーズを発表。

 電動車のフルラインアップ化の一環として今後2025年までにbZシリーズは7車種、bZシリーズを含むEVは15車種、電動車全体では70車種を導入する計画です。

 同社は、EV導入にはEVならではの特長を生かすべきだとしており、大きくふたつの方向性を掲げています。

 ひとつめは少人数・近距離の利用に焦点を置いた、容量の小さな電池を搭載する超小型EVです。

「Mobility for All(すべての人に移動の自由を)」の実現に向けて推進するもので、日本で2020年12月に導入した「C+pod(シーポッド)」が該当します。

 電池のリユース・リサイクルの事業化やユーザー向けのサービスなど、新しいビジネスモデルの構築も並行して進めます。

 ふたつめは、中国・アメリカ・ヨーロッパなど、EVの需要や再生可能エネルギーによる電力供給が多い地域で、多くのユーザーに選ばれることを目指しているEVで、bZシリーズが該当します。

「bZ」はbeyond Zeroの略で、単なるゼロエミッションを超えた価値をユーザーに届けたいという想いを込めたといいます。

 EV専用のプラットフォームをベースとし、使用環境を考慮した航続距離と、EVならではの開放的で自由度の高い室内空間、斬新な外観デザインという特徴を有します。

 bZシリーズは多様なニーズに対応するため、トヨタをはじめスバル、ダイハツ、スズキ、中国のBYDと共同で開発を推進。

 再生可能エネルギーを促進するエネルギー政策と連携しながら、より一層のCO2排出量削減につなげていきたい考えとしています。

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1件のコメント

  1. また内燃機関機関信者のサンデー休みの輸入車整備士が噛み付いてくるぞ〜w

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