ホンダが新型電動SUVを世界初公開! 上海で「eプロトタイプ」を発表 発売は2022年春
ホンダは2021年4月19日に、中国の上海で開催中の「2021年 上海モーターショー」において、中国初となるホンダブランドの電気自動車プロトタイプ「Honda SUV e:prototype(ホンダ・エスユーブイ・イー・プロトタイプ)」を世界初公開しました。
中国でホンダブランド初の電動SUVを発表
ホンダは2021年4月19日に、中国の上海で開催中の「2021年 上海モーターショー」において、中国初となるホンダブランドの電気SUVプロトタイプ「Honda SUV e:prototype(ホンダ・エスユーブイ・イー・プロトタイプ)」(以下、eプロトタイプ)を世界初公開しました。
さらに、ホンダは中国において、eプロトタイプをベースとした量産モデルを2022年春に発売すると発表し、その後、5年以内に10機種のホンダブランドのEV投入を予定していることも表明しています。
また「2050年にカーボンニュートラルを実現する」という目標達成に向け、商品だけではなく、電動社会をより広い視野でとらえ、数々の総合的な戦略を展開するとしており、eプロトタイプの登場は大きな転機となりそうです。
eプロトタイプについての詳細なスペックは明らかになっていませんが、ホンダのダイナミクス技術をベースに、力強くスムーズな加速性能を追求して「操る喜び」に溢れる走行性能を実現したといいます。
大きな特徴として未来感のある内外装のデザインに加えて、高度な音声識別インターフェースを搭載。
「日常とのつながり/スマートフォン連携/OTAアップデート」などの先進機能を備えた「第3世代 Honda CONNECT」により、新鮮でFUNにあふれるモビリティ価値を提供するとしており、2021年後半に中国で発表する新商品から適用開始の予定となっています。
Honda CONNECTは移動と暮らしをシームレスに繋げ、日常の移動に新価値をもたらすコネクテッドサービスです。
高度な音声認識能力を備えたAI搭載パーソナルアシスタントをベースに、運転中でもスマート家電の操作やオンラインショッピング、デジタルキーなどスマートフォンとの連携による車両操作、OTAによるアップデートなどといった、先進価値あふれる機能を実現。
ほかにも最新のナビゲーションやエンターテイメント機能により、ユーザーに新しいスマートモビリティ体験の提供が可能となっています。
また、上海モーターショーのホンダブースでは、「CR-V」をベースにした中国専売モデルである「ブリーズ」の改良モデルで、プラグインハイブリッド車の「ブリーズPHEV」も世界初公開。
ブリーズPHEVのパワーユニットは、ホンダ独自の2モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」をベースに、大容量走行バッテリーを搭載して外部電源からの充電を可能としています。
EVのような運転フィーリングやモーターを主体としたトルクフルな走りを日常走行のほぼ全領域で実現しながら、長距離走行においても電欠の不安がない、EVとハイブリッド車の強みを融合したプラグインハイブリッドの新モデルです。
広汽ホンダ初となるプラグインハイブリッド車として、2021年の夏に中国での発売を予定しています。
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上海モーターショーにおいてホンダは、ほかにもハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、EVという電動車の総合ラインナップを出展しており、これからのホンダの方向性を強くアピールしています。
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