トヨタ「クラウンSUV化」に反対多数!? 「セダンのまま」を希望する声が多い理由とは

一部報道や世間では、トヨタを代表する高級セダンの「クラウン」が次期型でSUV化するのではないかといわれています。では、実際のユーザーは「クラウンのSUV化」にどのような印象を持っているのでしょうか。

クラウンSUV化、なぜ反対意見が多いのか

 2020年11月、日本で「次期型クラウンはセダン廃止し、クロスオーバー化を検討」という報道が日本全国に大きな衝撃を与えました。

 その後、2021年4月上旬に中国のSNSで「クラウンクルーガー」という謎のSUVの画像が出回りましたが、実際には同市場で販売される「ハイランダー」の姉妹車という位置づけです。
 
 では、日本のユーザーは「クラウンのSUV化」にどのような考えを持っているのでしょうか。

誕生から66年の歴史を持つトヨタ「クラウン」。15代続いた伝統は次期型で果たして「セダン」「SUV」それとも…
誕生から66年の歴史を持つトヨタ「クラウン」。15代続いた伝統は次期型で果たして「セダン」「SUV」それとも…

 クラウンは、日本を代表する名車として初代モデルは1955年に登場。それ以来、15代目となる現行モデルに至るまで、高級セダンの象徴的存在として君臨してきました。

 2020年11月2日には、ユーザーの声を反映した一部改良を実施されましたが、その数日後に前述の報道がなされ、Twitter上で「クラウン」がトレンド入りしたほどです。

 その後もさまざまな報道があり、前述のクラウンクルーガーにより「クラウンSUV化」の話題は再燃しました。

 ユーザーの間では「このクラウンクルーガーが報道の正体」、「ただの名称使用だけ」というようにさまざまな憶測が駆け巡り、またしてもTwitterトレンド入りしたほどです。

 今回のクラウンクルーガーに関しては、2021年4月12日にトヨタの中国法人が同月19日に開催される「上海モーターショー」にて発表することを明かしています。

 そのため、クラウンクルーガーはハイランダーの姉妹車という位置づけで話題は収束するかと思われます。

 では、日本で今後販売されるであろう次期型クラウンがSUV化されることについて、ユーザーはどのような印象を持っているのでしょうか。

 今回、くるまのニュースではかつて報道のあった「クラウンSUV化」についての意見を募集。

 その結果、大多数の意見として「反対」という声が多く集まり、「クラウンはセダンであるべき、SUVはクラウンではない」というものが占めています。

 大半の意見のなかで、クラウンブランドに対する想いとして次のようなものがありました。

「クラウンは日本を代表するセダンだったはず。王道のセダンからの撤退はあり得ない!売れればいいんじゃなくて、セダンを造り続けることこそがクラウンの本質だと思いますよ」

「最悪です。それならいっそモデル廃止した方が良いと思います。そもそも(ほぼ)国内専売かつターゲット層が決まっていたクルマを、ヨーロッパのトレンドを入れ込むなどして顧客が要求していないクルマにした結果、元々下降気味だった販売台数のさらなる減少につながったと思うので、先代クラウン(210系)ぐらいまでコンセプトを巻き戻した方が良いと思います」

※ ※ ※

 一方で、SUV化に肯定的な意見としては次のようなものがありました。

 ・セダンよりSUVの時代だし妥当。クラウンユーザーに納得してもらえるSUVならいいと思う。

 ・良いと思う。売れる方が良いのでは?セダンは売れないしSUV化するのはしょうがないかな。

 ・クラウンの派生としてSUVが出るのなら賛成。そうでなく単にクラウンをSUV化なのであればいっそのこと名前変えてしまえと思います。

 ・日本向けセダンが販売される前提ならあってもいいと思う。

 ・SUVとなると流行りに乗っているけれどハリアーとキャラが被るんじゃないかと思います。

 ・SUV化自体は無しではないと思う。ただ「クラウン」というブランドを残したままより昇華する形になってほしい。ハリアーの高級感に負けるようであれば出すべきではない。

 ・クラウンエステートがあったように、必ずしもセダンである必要もないと思うため、ありだと思います。ただ、価格帯やユーザー層からして必ずしもSUVばかりを望んでいないと思うので、セダンと共存で良いのではとも思います。

※ ※ ※

 このように昨今のSUVブームにおける事情や、セダンをラインナップしたうえでのSUV追加など、単純なSUV化に賛同するユーザーは少ないようでした。

 次に「もしクラウンSUV化」が実現した場合の購入意欲についての設問では、「購入する」が15.2%、「購入しない」が84.8%となっています。

 また、クラウン以外にSUV化して欲しいクルマでは、トヨタでは「アクア」や「プリウス」、日産では「ノート」といったコンパクトカーを挙げるユーザーが目立ちました。

 一方で「SUV化を求めない」という声も多く挙がっており、そのなかでのひとつの意見として次のものがありました。

「SUVは既存の車種を当て込むのではなくて、新たなモデルでやるべきと思います。

 セダンモデルから派生するのはステーションワゴン(エステート)が限界ではないかと。すでにSUVもミニバンも溢れかえっているのに、わざわざ既存モデルをSUV化する意味があるのかどうか甚だ疑問でしかありません」

※ ※ ※

 今後もSUVブームは継続されると見られ、2021年には4月末にホンダが2代目「ヴェゼル」を発売。

 トヨタから次期モデルとして「ランドクルーザー」や新規モデルの「カローラクロス」、またレクサスからは「NX」や「LX」の新型モデルが登場するのではないかといわれています。

 また、日産からはSUVタイプの電気自動車として「アリア」が発売される予定となり、既存モデルのモデルチェンジや新規モデルの投入など、当分の間はSUV熱は冷めなそうです。

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コメント

1件のコメント

  1. セダンとして残ってもFFだろね。
    今の最新プラットフォームも優秀とは言えないし、LSもガソリンエンジンの2WDですら先代の4WDである600hより重いし、当然ながらSクラスよりも重いわけで
    セダンでも次期ESと合流するのが落ちだろうね。
    もうガチガチのハイブリッドならメルセデスの48Vとかのマイルドで沢山だよ。
    それとTOYOTAで購入できたセルシオをレクサス専売にして穴を埋めるかのような価格だけはセルシオ級のクラウンでは売れるわけがないよ。
    仮に次期ESをTOYOTA店向けに卸したクラウンならTOYOTAはTOYOTAを信頼してくれたお客さんを裏切ることになるだろね。
    初代セルシオや初代プリウスを産んだ頃のTOYOTAに戻らないとマジにヤバイよ。