544馬力の俊足クーペSUV! レクサス「LF-Z」がカッコいい 今後どんな新型レクサス車が登場する?
レクサスが公開したEVコンセプトカー「LF-Zエレクトリファイド」は、各種先進技術が盛り込まれただけでなく、その高性能ぶりも注目されるポイントです。また、今後EVも含む新たなレクサス車が投入されるといいますが、どんなクルマが登場するのでしょうか。
セダンやSUV以外に投入される次世代のレクサス車とは
レクサスは、ブランドの変革を象徴するコンセプトカー「LF-Zエレクトリファイド」を2021年3月30日に世界初公開しました。また、今後投入する新型車についての情報も明らかにしましたが、いったいどんなレクサス車が登場するのでしょうか。
クーペSUVのボディで登場したLF-Zエレクトリファイドは、レクサスが2025年までの実現を見据えている各種先進技術を盛り込んだEVのコンセプトカーです。
レクサスが電動化ビジョン「Lexus Electrified」で目指す車両基本性能の大幅な進化を実現するため、EV専用プラットフォームを採用しているほか、新たな四輪駆動力制御技術「DIRECT4」を搭載し、ドライバーの感性に寄り添った走りの進化を目指しています。
外観デザインはスピンドルボディという新たな表現がなされているほか、内装デザインは新コンセプト「Tazuna」に基づきデザインされました。
コンセプトカーでありながら比較的詳細な主要諸元が公開されており、ボディサイズは全長4880mm×全幅1960mm×全高1600mm。ホイールベースは2950mm。車両重量は2100kgです。
車両フロア下に配されるリチウムイオンバッテリーは容量が90kWh。冷却方式は水冷式で、一充電航続可能距離は600km(WLTP)を確保しています。
最高出力は400kW(544馬力)で最大トルクは700Nm。0-100km/h加速は3.0秒で、最高速度は200km/hです。
LF-Zエレクトリファイドのエッセンスを取り入れたレクサスの新型EVが期待されますが、レクサスは今後もさまざまな新型車を投入すると宣言。
10車種以上の電動車(EV、PHV、HVなど)を含む、約20車種の新型や改良モデルを2025年までに投入します。
2020年4月現在、レクサスは世界約90の国と地域で9車種のHV車やEV車を販売している状況で、今後グローバルのレクサス車ラインナップにおいて、電動化が加速していくと見られます。
投入されるモデルの種類も、基幹モデルのセダンやSUVラインアップの強化拡充に留まらず、クルマを操る楽しさを提供するスポーツモデル、新しいショーファーの在り方やこれまでにない新ジャンルのモデルなど、幅広く設定するということです。
今後新たに登場するレクサス車に、期待が高まります。
それではここでクイズです。
2021年4月現在、日本のレクサス車のラインナップにミニバンはありませんが、中国にはレクサス「LM」という高級ミニバンが存在します。LMのベース車となったトヨタのミニバンは次のうちどれでしょうか。
【1】アルファード/ヴェルファイア
【2】ノア/ヴォクシー
【3】グランエース
【4】シエンタ
※ ※ ※
正解は【1】の「アルファード/ヴェルファイア」です。
LMは、2015年1月に発売された現行型アルファード/ヴェルファイアをベースに開発され、上海モーターショー2019で世界初公開されました。現在、中国市場や東南アジア市場などに投入されています。
今後、日本で販売されるレクサス車のなかにLMのようなミニバンは含まれるのか、注目されるところです。
※クイズの出典元:くるまマイスター検定
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フロントがかっこ悪い。サイド、バックとかっこいいだけにもったいない。