「こりゃ未来ですね!」 ホンダ、夢の技術搭載の「レジェンド」発売! レベル3は何がスゴイ?
ドライバーとメーカー、責任の境界線はどこに?
今回のレジェンド、レベル3の条件を外れた時点で「運転してください」という表示になる。
ホンダに聞くと、その時点でレベル3から外れるため、運転の主体がドライバーになるという。
つまり青信号から黄色になって赤信号というプロセスでなく、青から赤になるワケ。
法規によれば「ただちに運転を代わる」となっており、困ったことに秒数などの規定無し。
一般的なイメージとして「ハンドル握れ」表示から2秒なら「ただちに」の範疇。
10秒だと「ただちに」とならない気がする。皆さんいかがか。
開発担当者に5秒後の事故はどうなるかと聞いたら「裁判で決まると思います」。
今回のレジェンドは限定100台の発売なので、そういった問題についちゃしばらく起きないでしょう。将来の課題です。

そういえば、前後バンパーの青色ライトは常時点灯しているという。したがって外部からレベル3での自動運転なのか、それ以外か判別出来ない。取り締まる警察は困るでしょうね。
警察は「レベル3運転中は判別可能なライトを点けて欲しい」。けれど国土交通省が「そういった灯火類は認可しない」と突っぱねたようだ。
繰り返すが限定100台。基本的に乗っているのはVIPだ。大臣+SPというパッセンジャーだってありうる。警察もうかつに止めたらお目玉食らうと思う。
繰り返すがレベル3は夢の技術といってよい。私(国沢光宏)が生きている間に実現するなどと思っていなかったほど。
ホンダの突破力に感心しきり。次にレベル3を実現するの、どのメーカーになるだろう。ウワサによればメルセデス・ベンツらしい。
Writer: くるまのニュース編集部
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