見た目だけはホット? 高性能車じゃないけど戦闘的な車3選
超高性能の雰囲気を安価でイージーに味わえるモデル?
●トヨタ「GRヤリス RS」
コンパクトカーのトヨタ「ヴィッツ」が2020年4月にフルモデルチェンジをおこない、車名をグローバルで統一する「ヤリス」となりました。
このヤリスをベースに、トヨタが世界ラリー選手権(WRC)で培った技術をフィードバックした4WDスポーツカーが、2020年9月に発売された「GRヤリス」です。
トップグレードの「RZ」に搭載されるエンジンは、大型の空冷インタークーラーを装備した新開発の1.6リッター直列3気筒ターボで、最高出力272馬を発揮。このパワーは6速MTを介してトルク可変型4WDシステムで路面に伝えられ、運動性能と加速性能はまさにラリーマシンを彷彿とさせます。
外観はヤリスのイメージながら専用の3ドアハッチバックで、前後にワイドフェンダーを採用して迫力あるフォルムを実現。
そしてユニークな試みとしてRZと同じボディに、ヤリス用の1.5リッター自然吸気エンジンを組み合わせたFF・2WDの「RS」も設定されています。
エンジンの最高出力は120馬力で、トランスミッションはCVTのみとされ、ハイパフォーマンスカーの雰囲気が手軽に味わえるモデルとなっています。
価格も265万円(消費税込、以下同様)と、RZの396万円よりも大幅なバーゲンプライスです。
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今回紹介したような、見た目は派手でもスペック的には控えめなクルマというのは、かなり珍しい存在です。
やはり、見た目と性能が一致している方が、ユーザー目線で見てもわかりやすいのでしょう。
同じく、見た目がおとなしくエンジンや足まわりが高性能というモデルも少なくなった印象があり、往年の「羊の皮を被った狼」のようなクルマはカッコいいのですが、もはや時代遅れの産物なのかもしれません。
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