ミニバンが欲しい! 検討時には何を見るべき? 元販売員が秘訣を伝授!
国産ディーラーの元販売員だからこそわかる、ファミリーカーとして人気が高いミニバンの見るべきポイントとはどのような部分なのでしょうか。
利便性だけじゃない!? ミニバンを選ぶときのポイント
ミニバンは、ファミリーカーとして人気が高く、趣味の道具を運ぶときにも使える利便性を備えています。
今回は、国産ディーラーの元販売員だからこそわかる、ミニバンを選ぶときのポイントを紹介します。
ミニバンという名の由来は、アメリカの全長5m以上、全幅2m以上のフルサイズバンよりも小さいミニサイズであることから名付けられたといわれています。
そんなミニバンは、室内スペースが広く多人数乗車ができ、シートアレンジ次第で多くの荷物を積載できるのが魅力です。新車・中古車で共通する、チェックすべき部分を見ておきましょう。
まず、両側スライドドアが採用されているか、電動のスライドドアになっているかが挙げられます。
なお中古車の場合のチェックポイントとしてはスライドドアの動作に不具合がないかどうか、ドア部分についての確認が大切です。
中古車の表記上「両側電動スライドドア」となっていても、スライドドアの動作は実車でなければ確かめることができません。
スライドドアの動作は、実際にドアの開け閉めをして、モーターやワイヤーの巻き取り動作に引っかかりや異音がないか確認しましょう。
動きが鈍かったり、異音がしたりする場合、中古車として購入してすぐに故障してしまう可能性があります。
次に、シートアレンジのチェックも欠かさず確認しましょう。とくに、2列目および3列目の格納手順と視界に注目です。
荷物などを載せるため、2列目や3列目のシートをアレンジしようとした際、シートスライドおよび格納レバーが手の届きやすい場所にあるか、少ない手順でアレンジできるかといったことを確かめておきましょう。
レバーの位置が分かりやすく、少ない手順でシートアレンジできるモデルであれば、急な雨などのときにも素早く荷物を載せたり、乗車することができます。
また、3列目シートを格納したときの後方視界も実車で確認するのがおすすめです。
斜め後方の視界が妨げられてしまうと、死角が増えてしまい二輪車や歩行者の巻き込む可能性が高くなるほか、駐車時にポールなどにぶつけてしまう可能性もあります。
このように、ミニバンは室内の広さに目がいきがちですが、シートアレンジをする際のレバーの位置や手順、シート格納時の視界にも注目することが大切です。
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