「春=ピンク」だけじゃない!? 「春分の日」感じる色のクルマとは? 春らしいボディカラー5選
王道! 「サクラ」が名前に入ったボディカラーのクルマとは
前述したボディカラーは個性的なグリーンやブルーのボディカラーとなっていましたが、反対にボディカラー名に「サクラ」を入れることで春らしさを全開とした名前の色もあります。
どのようなものがあるのか、いくつかピックアップして見ていきます。
●三菱「サクラピンクメタリック」
三菱は2007年に、軽自動車の「アイ」とコンパクトカーの「eKワゴン」に特別仕様車「Bloom Edition」(ブルームエディション)を設定し、発売しました。
このブルームエディションに設定された専用色が「サクラピンクメタリック」です。アイでは発売以前から設定があったボディカラーでしたが、eKワゴンに設定されるのは初で、淡いピンク色がデザインを引き立てていました。
なお、同社のコンパクトカー「コルト」にも設定されたことがあります。
●日産「サクラ」
前述のオートカラーアウォードは、一般社団法人 日本流行色協会が主催するもので、1998年度に第1回が開催されています。
そんななか、グランプリを単一車種として最多の3回を獲得しているクルマが日産3代目「マーチ」です。

第5回、第8回、第10回でグランプリを獲得していますが、このなかで第10回グランプリとなったのがボディカラー「サクラ」と内装色「カカオ」の組み合わせです。
マーチに設定されたサクラについて、日産は、元気を与えやさしく心を和ませる桜色を表現したと説明。
オートカラーアウォードは、受賞した組み合わせについて「甘ったるいムードになりがちなピンクをナチュラルに表現。ロングライフデザインで、カラーにより時代性を打ち出していくマーチの戦略も評価された」とコメントしています。
Writer: くるまのニュース編集部
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