サンフランシスコの空を思わせるブルーを採用

　アメリカの新興EVメーカーであるアルファは、ピックアップトラックの新型EV「ウルフ」を2021年3月11日に発表しました。レトロかつワイルドな雰囲気の外観が特徴的ですが、いったいどんなクルマなのでしょうか。

　新型ウルフのボディサイズは全長4765mm×全幅1930mm×全高1685mmで、2人乗りのキャビンの後方には全長1652mm×全幅1490mm×高さ397mmの荷台が備わっています。

　外観は、ラリーカーを想起させるカンガルーバンパーや複数のライト、そしてスクエアな印象が強調されたフロントフェイスおよびボディが印象的。ゴツゴツしたブロックタイヤとあわせて、迫力のあるエクステリアとなっています。

　ボディカラーはカリフォルニア州・サンフランシスコの空をイメージしたボディカラー「SFブルー」で仕上げられました。充電口は運転席側（左ハンドル）にあります。

　レトロな外観とは対照的に、インテリアはディスプレイタイプの大型スピードメーターや大型センターディスプレイが配され、先進的な雰囲気を演出。各種デバイスを充電できる複数の充電ポートも装備されています。

　新型ウルフはデュアルモーター仕様の4WD仕様とシングルモーターの2WD仕様が設定され、加速は0-60mph（0-97km／h）タイムが最速で6.2秒、けん引能力は最大1360kgを誇ります。

　新型ウルフの価格は3万6000ドルから4万6000ドル（日本円換算で約393万円から約502万円）で、アルファは現在米国のユーザー向けに予約を受け付けています。