ホンダ新型「ヴェゼル」の価格判明!? ヤリクロ・キックス等と比較! 気になるなら販売店へ!

2021年2月18日にワールドプレミアしたホンダの新型「ヴェゼル」。ディーラーではさまざまな情報が出てきたようです。自動車ジャーナリストの国沢光宏氏が競合車との比較を含めた「傾向と対策」を紹介します。

新型ヴェゼルの情報が出てきた。ライバルと比べてどう?

 2021年4月23日発売となるホンダ新型「ヴェゼル」の価格などはディーラーへ配布開始。
 
 すでに見積もりを取っている人もたくさん出ており、装備を含めすべての情報が出回り始めています。
 
 発売前ながら、新型ヴェゼルの購入について競合車との比較を含めた「傾向と対策」などお届けしたいと思う。早い納車を希望しているなら、すぐディーラーへ。

新型ヴェゼル、ディーラーに情報が出てきた? 早く納車したいならすぐにディーラーにGO
新型ヴェゼル、ディーラーに情報が出てきた? 早く納車したいならすぐにディーラーにGO

 ということで価格です。スターティングプライスはガソリン車の「G」となり、227万9200円。

 先代ヴェゼルのガソリン車Gが211万3426円のため、16万6千円の値上げ。

 ただ新型ヴェゼルは、LEDのフォグライトとアルミホイールが標準になるため、実質的に10万円くらい高くなったイメージ。4WD仕様も22万円高で案外リーズナブルです。

 ガソリンGと同じ装備内容となるハイブリッド車の「e:HEV X」は265万8700円。先代ヴェゼルの同等グレードが250万5555円だから、ガソリン車と同じイメージで考えれば良いと思う。

 ハイブリッド車で「いいね!」をしておきたいのは、評価低いツインクラッチ式ハイブリッドシステムから、コスト掛かった日産「e-POWER」と似たシステムの2モーター式になったことです。

 ハイブリッド車の最上級グレード「e:HEV Z」になるとブラインドスポットセンサーや(GとXにはオプションでも装着出来ない)、18インチアルミホイール、シートヒーターなど加わり289万8500円。

 先代ヴェゼルのZが276万0186円で、ブラインドスポットセンサー無しの17インチタイヤということを考えたら、ほとんど同じだと思う。

 売れ筋になりそうなのは、ナビやパノラマルーフを標準装備する「e:HEV PLaY」(ハイブリッドFFのみの設定。329万8900円)。

 ハイブリッド車Zにメーカーナビを付けたのとほぼ同じ支払い金額になるため、皆さんPLaYを選ぶことになるんじゃなかろうか。

 大雑把な総支払い額で350万円というイメージ。これを高いと思うかどうかは、ライバルとの価格差ですね。

 同じBセグメントでガチのライバルとなるトヨタ「ヤリスクロス」の場合、質実剛健をよしとするなら189万6000円のガソリン車「X」でまったく問題無し。

 アルミホイールやLEDヘッドライトこそ付かないものの、カメラ+レーダー式の衝突被害軽減ブレーキシステムを装備し、7インチ液晶まで付く!

 つまり新型ヴェゼルだと227万9200円のガソリン車Gを買ってもナビは必要だが、189万6000円のヤリスクロスであればスマートフォンさえあればナビも不要となる。

 ハイブリッド車の最上級グレードかつ装備を同等にした場合の比較も、新型ヴェゼルの289万8500円に対しヤリスクロス263万3500円となり、26万円くらいの差がある。リアシートの居住性を26万円と評価する?

 居住性まで考えるなら、同じBセグメントの日産「キックス」が良い勝負。価格も286万9900円(X ツートーンインテリアエディション)となる。新型ヴェゼルの価格、キックスを強くイメージしたんじゃなかろうか。

 ちなみにキックスはブラインドスポットセンサーがオプションでも選べない。4WDの設定無し。客観的に評価すると、新型ヴェゼルのほうが商品力あると思う。

【画像】エアロ仕様は輸入車風デザインに? 新型ヴェゼルのカスタムモデルを見る!(37枚)

【特設サイト公開中】マツダの今を、徹底取材。

画像ギャラリー

1 2

実績500万人超!お得に車売却(外部リンク)

新車不足で人気沸騰!欲しい車を中古車で探す

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る

【2025年最新】自動車保険満足度ランキング

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー