カーエアコンは結構汚い!? DIYで簡単にできるフィルター交換方法

カーエアコンのフィルターをDIYで交換してみた

 自分でフィルターを交換するにはどのような手順となるのでしょうか。N氏のアドバイスを受けながら実際にやってみました。

 まずはフィルターが設置されている場所を確認します。ほとんどのクルマは、グローブボックスの奥に配置されています。

グローブボックス奥にエアコンフィルターが配置されている
グローブボックス奥にエアコンフィルターが配置されている

「ツメでカバーが取り外せる場合もありますが、車種によってはビスで止められている場合もあるので、適合するドライバーやレンチ、ペンチなどを用意しておくとスムーズです。場所が分かりにくい場合は、取扱説明書で確認してみてください」(前出のN氏)

 次に交換する新品のフィルターを用意します。パッケージなどで、自分のクルマに適合しているかを改めて確認します。

「同じメーカーでも、適合しない車種もありますので注意が必要です。品番まで把握しておけば交換のタイミングで間違えることはないと思います。またフィルターは装着する向きが決まっているので、これも間違えないようにしてください」(前出のN氏)

 グローブボックスの奥にあるフィルターのカバーを開け、古いフィルターを引っ張り出します。

「古いフィルターはゴミやホコリなどが付着していますので、手袋などを使用するといいです。そしてゴミを落とさないように優しく取り出せばOKです。もし可能でしたら、取り外したついでにグローブボックス内を掃除機などで清掃しましょう」(前出のN氏)

 そして交換するフィルターの向きを再度確認し、正しい向きでセットします。あとは開けたときと逆の手順でカバーを閉じ、ビスなどで固定すれば終了です。

 メンテナンスが苦手な人でも30分もかからずに作業できます。実際に筆者(金田ケイスケ)も30分かかりませんでした。

「長年交換していないとカバーを固定しているビスが固くなっていたりするケースも多く、またパーツ自体が壊れやすい樹脂製も多いので、力ずくで開けないようにしてください」(前出のN氏)

 古いフィルターと新品を並べてみれば、いかに汚れていたかが分かります。フィルターの隙間には綿ボコリや細かい毛などがかなり大量に付着している状態でした。

 現在のクルマに乗り換えてから2年あまりですが、いかに汚いフィルターでエアコンを使用していたかが分かります。

 ちなみに費用はフィルター本体が3000円弱でした。ディーラーなどに頼めば工賃が加わりますが、それでも全部で5000円程度でしょう。

 自分で交換すればディーラーより安く済みますし、メンテナンスが苦手な人でもそれほど手間がかからず交換できるのでオススメです。

 年間を通じて使用するカーエアコンだけに、フィルターを交換して清潔な車内を保ちましょう。

【画像】衝撃! フィルターはこんなに汚れてる! 自分でできる交換法とは(14枚)

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