ホンダ新型「ヴェゼル」世界初公開! 人気SUV8年ぶり全面刷新でクーペルックに

ホンダは、コンパクトSUV「ヴェゼル」を2021年2月18日に世界初公開しました。最近では、各社からコンパクトSUVが相次いで投入されるなか、過去にSUVジャンルで4度のNo.1に輝いたヴェゼルが再び王者を奪還するのかに注目が集まります。

競合車に負けないデザイン&室内空間でSUV王者奪還へ!

 国内では、コンパクトSUV市場が盛り上がりを見せていますが、過去に4度のSUV王者に輝いたホンダ新型「ヴェゼル」が8年ぶりにフルモデルチェンジして2代目になりました。
 
 競合車が多いコンパクトSUV市場において、新型ヴェゼルはどのようなスタイルで登場するのでしょうか。

過去に4度のSUV王者に輝いた「ヴェゼル」。新型ヴェゼルではライバルが多いSUV市場で再び首位を奪還出来るのでしょうか。
過去に4度のSUV王者に輝いた「ヴェゼル」。新型ヴェゼルではライバルが多いSUV市場で再び首位を奪還出来るのでしょうか。

 初代ヴェゼルは、「ジャンルの枠を超えSUVのもつ力強さ」、「クーペのあでやかさ」、「ミニバンのような使いやすさ」などのコンセプトを持って2013年12月に発売されました。

 車名の由来は、英語で「カットした宝石の小さな面」を表す「Bezel」と、クルマを意味する「Vehicle」を掛けあわせた造語で、角度によって表情を変える宝石のように「多面的な魅力と価値を持つクルマ」という想いを込めたといいます。

 初代ヴェゼルは、発売から約1年後の2014年11月に累計販売10万台を突破。その後も2014年、2015年、2016年、2019年と4度のSUVジャンルで1位を獲得するなど、洗練されたデザインや広い荷室、室内空間が幅広いユーザーから支持をされていました。

 2代目となった新型ヴェゼルは、ホンダのクルマづくりの基本的な考え方となる「M・M 思想」に基づいた「センタータンクレイアウト」を先代モデルから踏襲。

 取り回しのしやすい、コンパクトなボディサイズや、多彩な荷室・シートアレンジを継続して、より力強く美しいエクステリアのプロポーションへ進化させました。

 外観デザインは、クーペライクなプロポーションを際立たせながらも、全席で爽快な視界を提供するため「スリーク&ロングキャビン」を採用し、前後に芯を一気通貫させた水平基調のデザインを実現。

 フロント部分では、ボディとの一体感を高めた同色グリルを採用。リアでは、使い勝手のよいゲート開口、ハンドルの位置を造形の中に自然に組み込み、美しさと機能性の両立を目指したといいます。

 内装は、HMI(ヒューマン・マシン・インターフェイス)の考えに基づく、視線移動の軽減や動線に沿った操作類の配置により、ドライバーや同乗の方の“美しい所作”につなげる骨格を構築。

 新型ヴェゼルの内外装デザインについて、シニアチーフエンジニアの岡部宏二郎氏は次のように説明しています。

「新型ヴェゼルは、美しさを表現するためにスタイリッシュなクルマにしたいと思っていました。

 しかし、スタイルを優先したために後席の居住性などを犠牲するのは本末転倒になってしまいます。

 それを解決するために、ホンダが持っているセンタータンクレイアウトは、スタイルと居住性を両立する技術となり、新型ヴェゼルではコンパクトなサイズながらクーペスタイルを実現し、空間効率を保った部分が強みです。

 ボディサイズ自体は、初代ヴェゼルと同等ですが、後席空間と荷室空間はより広く感じられるように、後席シートの背もたれ角度などを見直して、ひざ周りや頭上に余裕を持たせました。

 また、最近ではコンパクトSUVジャンルに各社がさまざまなモデルを投入していますが、ホンダでは新型ヴェゼルをBセグメントSUVとして定義しています。

 しかし、市場内ではCセグメントSUVのボディサイズと比べられることも多く、競合車の間に位置するようなサイズ感も強みだといえます」

※ ※ ※

 今回、新型ヴェゼルで新たに搭載される装備として、「ハンズフリーアクセスパワーテールゲート(予約クローズ機能付き)」、「パノラマルーフ(Low-Eガラス採用)」、「新設計のエアコン吹き出し口」、「ヒルディセントコントロール」、「静電タッチ式 LEDルームランプ」、「独自開発のプレミアムサウンドシステム」などが採用されました。

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14件のコメント

  1. 実際は各性能やサイズ、使い勝手に違いはあるだろうけど、
    キャラクターイメージとしては、
    先代の後継と言うよりMazda MX-30と被ってしまった感じなのが残念かな?

  2. クーペルックでも後席荷室のスペースを確保したのはいただけます。
    これでBセグなの?という感じがする。
    あとは一番肝心な価格次第。
    ヤリスクロスと、ハリアー&RAV4の中間に納まらないと前述の3種には売り負けると思う。

  3. なんかマツダ車みたい

  4. ハリヤーみたいだね。

  5. マツダとトヨタを足して2で割ったようなデザイン。内装も高級感がイマイチ。新しさを感じさせませんね。

    • エクステリアはマツダを意識し過ぎてなんだかわからなくなっている

      インテリアは普通だしダッシュボードの水平基調なんて完全にマツダのパクリ

      プレリュードを出した頃の技術員さん達はもう居なくなってしまったのかな?

  6. なんか….トヨタ車?レクサス
    まねっこですね!
    みんな似ている

  7. 決して他社のデザインをパクったりなどしていない!

  8. ハリヤーに似たような感じだがフロントマスクがいいですね アンチトヨタなのでホンダには頑張ってもらいたいですね

  9. コンパクトを謳いながら3ナンバーサイズなのは納得行かないですね。フィット同様5ナンバーサイズにして欲しいです。

    • 税金変わるわけでもないのに、未だに5ナンバー信仰している人がいるのが、不思議でなりせん。
      初代も3ナンバーだったのに、今更小型化するはずないでしょ。

  10. このフロントグリルのデザインは素晴らしい。これまでホンダは頑なに透明素材とメッキ素材を多用したデザインをフロントに使ってきたが、チープで高級感のかけらもないものだったが、今回のデザインは、他社の真似でなく、上品であり、かつ先進性のあるもの。迷わず、この路線を他の車にも拡げてほしい

  11. まるでハリアー!

  12. 確かに現状打破しなきゃダメだけど、変えなきゃいけない奴、他にいっぱいあるやろ?

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