ホンダ新型「ヴェゼル」世界初公開! 人気SUV8年ぶり全面刷新でクーペルックに

新型ヴェゼルにはガソリン車は設定される? グレードはどうなる?

 新型ヴェゼルのパワートレインは、1.5リッターエンジン+CVTを搭載するガソリン車と、モーター走行を中心に様々なドライブシステムを使い分ける2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載したハイブリッド車が設定されます。

 e:HEVでは、リニアで心地よい加速感が味わえるほか、「NORMAL/SPORT/ECON」と3つの異なる走行モードを選択でき、Dレンジ、Bレンジ、減速セレクターにて、アクセルオフ時の異なる減速度合いを選択することが可能です。

 4WD仕様では、悪天候や雪上走行においても安定したドライビングを可能にする、「リアルタイムAWD」を搭載。とくにe:HEVでは、エンジンの特徴である素早くリニアなトルク発生と、四輪に最適な駆動力配分をおこなうリアルタイムAWDの組み合わせにより、さまざまな道路環境で安定感のある愉しい走りを提供します。

 ホンダの安全運転支援システム「Honda SENSING」では、広角カメラと高速画像処理チップを採用したことで、先代ヴェゼルからさらに機能を進化・充実させました。

 また、「アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)」は、渋滞追従機能付きへと進化し、より安心で便利に、ドライバーの運転をサポート。さらに、「後方誤発進抑制機能」、「近距離衝突軽減ブレーキ」、「オートハイビーム」など、3つの機能を追加しています。

新型「ヴェゼル」では純正アクセサリーとしてメッキ調のグリルも設定される。(写真はホンダアクセスの用品装着車)
新型「ヴェゼル」では純正アクセサリーとしてメッキ調のグリルも設定される。(写真はホンダアクセスの用品装着車)

 新型ヴェゼルでは、近年主流となりつつあるコネクテッドサービスも強化されました。

 ホンダの新世代コネクテッド技術を搭載した車載通信モジュール「Honda CONNECT」により、コネクテッドサービス「Honda Total Care プレミアム」が利用出来ます。

 ホンダ初の機能としては、ナビゲーションシステムが新しい地図に自動で更新される「自動地図更新サービス」を搭載。

 そのほか、スマートフォンがキーの代わりになる「Hondaデジタルキー」や車内での楽しさ・快適さが広がる多彩なアプリを提供する「Honda アプリセンター」、車内でデータ通信容量を購入し、インターネットに接続して楽しめる「車内 Wi-Fi」など、ホンダの量販車として初となる機能を多数搭載しています。

 新型ヴェゼルのグレード展開について、商品企画課の池田裕介氏は次のように説明しています。

「今回の新型ヴェゼルでは、2モーターハイブリッドシステム『e:HEV』を主軸として展開を用意しています。

 メイングレードとしては『e:HEV X(2WD/4WD)』『e:HEV Z(2WD/4WD)』を設定しているほか、遊び心のある世界観を表現した『e:HEV PLaY(2WD)』は、内外装にホンダのアクセントカラーを配置。なお、2WDのみとした理由にはPLaYならではの軽やかさを表現したためです。

 また、ガソリン車を好むお客さまに『G(2WD/4WD)』を設定していますが、先代ヴェゼルから進化したe:HEVを体感していただきたく、1グレードのみとなりました」

※ ※ ※

 新型ヴェゼルの日本発表・発売は2021年4月を予定しており、詳細なスペックや価格などをそのタイミングで公表されるようです。

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Writer: くるまのニュース編集部

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