【独自】中国の最高級車「紅旗」日本初上陸! 自動車史に残る動きを独自取材!
発売以来、中国全土から注文が殺到!
日本での輸入販売元によれば、2020年8月に発売された紅旗 H9は中国で大変な人気を誇っており、現時点でオーダーした場合、メーカーから販売店に到着するまではかなりの時間がかかるとのことです。
なお、紅旗ブランドの日本向け車両はすべて中国第一汽車によってコントロールされており、日本の業者が中国の紅旗ディーラーで購入して日本に輸出するような取引は認められていないそうです。
紅旗H9は全グレード標準でパノラマサンルーフを装備し、ベースグレード以外ではドライブレコーダーや全自動の駐車システム、マッサージ機能付きフルリクライニングリアシート、全253色の車内イルミネーションなどを搭載。
このイルミネーションが圧巻で、音楽に連動して色が変わるなど、驚きの仕掛けであふれています。

ドアロックを解錠した際にも実にユニークで美しい演出を見ることができます。
「龍の髭」をイメージしたフロントグリル周辺や、リヤコンビネーションランプ、サイドの「赤い旗」をイメージしたガーニッシュ、そして「希望の翼」をイメージしたカーテシランプなどが点灯する機能も、ベースグレードを除いた上級グレードに標準装備されています。
欧州車顔負けの上質な乗り心地も完成され尽くされており、ドライバーには極上のドライビングエクスペリエンスを提供。
実際に同乗した感想としては、車内も広々としており、長時間での高速巡航も疲れ知らずで、高級車ならではの上質なドア開閉音も完璧でした。
日本へ輸入されるグレードの詳細や価格などは、2021年2月下旬、中国第一汽車からの正式発表で明らかになる予定です。
Writer: 中国車研究家 加藤ヒロト
下関生まれ、横浜在住。2017年に初めて訪中した際に中国車の面白さに感動、情報を集めるうちに自ら発信するようになる。現在は慶應義塾大学環境情報学部にて学ぶかたわら、雑誌やウェブへの寄稿のみならず、同人誌「中国自動車ガイドブック」も年2回ほど頒布する。愛車は98年式トヨタ カレン、86年式トヨタ カリーナED、そして並行輸入の13年式MG6 GT。















































































