これがトヨタ「ヤリス」の2021年モデル!? 日本とは違う台湾仕様が登場

トヨタ「ヤリス(台湾仕様)」の2021年モデルが発表されました。日本のヤリスとは別のクルマですが、最新モデルはどのようなモデルなのでしょうか。

新しくなった台湾仕様のヤリスの特徴は?

 トヨタの台湾総代理店である和泰汽車は、ハッチバックの「ヤリス」とそのセダン版モデル「ヴィオス」の2021年モデルを発表しました。

 日本では2020年2月にフルモデルチェンジして登場したヤリスですが、台湾仕様のヤリスと名称は同一であるものの別のモデルです。

トヨタ「ヤリス」(台湾仕様)
トヨタ「ヤリス」(台湾仕様)

 ボディサイズは、日本仕様のヤリスが全長3940mm×全幅1695mm×全高1500mm、台湾仕様のヤリスは全長4145mm×全幅1730mm×全高1500mmと、全長・全幅はひと回り大きいサイズとなっています。

 台湾仕様のヤリスの外観のデザインも日本仕様とは異なり、中国で販売されている「レビン」のようなシャープなヘッドライトを備えたフロントマスクが特徴的です。

 新型となる2021年モデルでは、ヤリス・ヴィオスともにブラックピアノ仕上げのロアグリルに両サイドのエアインテーク、ブラック塗装のドアミラー、新形状のリアスポイラーを採用。全体的に若々しく、ダイナミックなスタイルに変更しています。

 さらにヤリスには新たに「ヤリスS」が設定され、ロアグリルやリアスポイラー、ドアミラーにレッドアクセントが施されるとともに、専用16インチアルミホイールや専用デザインの給油口が装備されるなど、スポーティなスタイルを実現しました。

 新型ヤリス・ヴィオスは安全装備も充実。これまで上級グレードに備わっていた7つのエアバッグシステムが、エントリーグレード「エレガント」を除く全車に標準装備されました。

 また、「プリクラッシュセーフティ(警報機能付き)」や「衝突軽減アシスト」「レーンディパーチャーアラート」といった機能を上級グレードに新たに追加していますが、ACCは含まれていません。

 なおパワートレインは、1.5リッターガソリンエンジンにCVT(7速MTモード付)が組み合わされます。

 価格はヤリスが58万9000台湾ドルから68万5000台湾ドル(日本円で約220万円から約256万円)、ヴィオスが55万3000台湾ドルから65万5000台湾ドル(日本円で約207万円から約245万円)です。

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