「もう花粉が飛んでいる!?」 クルマにも害がある? 有効な対策方法とは
クルマの花粉対策には何が必要なのか?
クルマに対する花粉の影響は、どのような対策をおこなうと良いのでしょうか。
クルマの花粉対策について、前出のオートバックス広報担当者は以下のように話します。
「クルマのボディはワックスよりもコーディングしておくことをおすすめします。
ワックスは油分なので花粉が付着しやすく、結局ワックス自体を落とさなければなりません。一方でコーディングであれば水で流してあげるだけで花粉も一緒に落ちます。
また、車内の花粉対策はまずエアコンフィルターを定期的に、最低でも年に2回は変えるように心がけましょう。花粉のピーク前にフィルターを変えておけば、花粉が入ってきづらくなります。
ほかにも、クルマ用の空気清浄機を取り付けることがおすすめです。
今では、ドリンクホルダーに入るタイプやシート下に設置するものもあるので、そういったもので空気を循環させることで花粉対策に繋がります」
また、別のカー用品店の販売スタッフは、具体的な対応策について次のように説明しています。
「花粉対策で一番効果的な対策は、ずばり洗車です。洗車をするタイミングが重要で、雨上がりなど、クルマが濡れていて乾き切る前に洗うことがおすすめです。
花粉が乾燥しきって固まってしまう前に流してしまうことを意識してください。夜露で濡れている時も乾く前に洗い流した方がクルマのためには良いといえます。
洗い方にはいろいろありますが、ガソリンスタンドの自動洗車機の性能は高くクルマのボディを傷つけることなく花粉を落としてくれますし、何より自動なので手軽です。
自分で洗う時は、最初にたっぷりの水でクルマ全体をしっかり洗い流すことがポイントです。
花粉もそうですが風で舞った砂ぼこりなどが含まれているので、できる限り水で流して落としてしまうことが大切です。
あらかじめ汚れをしっかり落とすことができれば、それだけでクルマのボディを傷つけるリスクを下げられます。決して、乾いた状態で拭き取ることだけはしないでください。
洗車した後は、柔らかいモップなどで水気をしっかり拭き取ることを忘れずにおこなって。
せっかくクルマにキズを付けないように注意しながら洗い終えたとしても、濡れているところに花粉が飛んできて、ボディに付着してしまっては元も子もありません。
そのため花粉がつく前に素早く乾いた状態にしてしまいましょう。
毎日洗車をするのはなかなか難しいですが、この時期は洗車の頻度を上げることがクルマを長持ちさせるコツになります」
※ ※ ※
花粉はクルマにとって悪影響があり、事故が起こってしまう可能性さえあります。
花粉症がひどい人はとくに、花粉のピークを迎える前に点検や手入れをしておきましょう。
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