緊急事態宣言でSA・PAの飲食店も時短営業!? 「食事できない」 トラック運転手の現状とは
シャワーを浴びることができないドライバーも続出!?
緊急事態宣言による時短営業は、飲食以外にも影響が出ているそうです。前出のトラックドライバーは次のようにいいます。
「一応、今回の緊急事態宣言では対象外のはずなんですが、ガソリンスタンドのシャワールームが閉鎖されているところも多いです。仕事帰りや夜間走行前に体を洗うことができないのは、レストランの時短営業よりも辛い状況です」
じつは、大型トラックが給油できるような大手ガソリンスタンドには、給油するドライバー用のシャワールームを用意していることがあります。
しかし現在は感染防止対策の一環として、閉鎖されているところが多いようです。
このガソリンスタンドのシャワールームは、無料で利用できる場合が多いといいます。ただし、利用できるのは、原則として法人で契約した燃料カードで給油した人のみ。
つまり、よく利用してくれるお得意さんである主に長距離トラックドライバーを対象とした、ガソリンスタンドならではのサービスなのです。
「深夜、給油ついでにシャワーを浴びることは、体の汚れを落とすだけでなく付着したウイルスも洗い流せるメリットがあると思います。シャワールームが閉鎖されているためにタオルを水で濡らし、体を拭いているドライバーを見かけたこともあります」
ちなみに、行楽帰りの一般客がガソリンスタンドなどのシャワーを使えるかはわからないとのことです。念のためガソリンスタンドの店員に聞いてみると、基本は職業ドライバー向けの設備なので、シャワーだけの利用は断られる可能性が高いようです。
一方で、SA・PAに併設される入浴施設や有料シャワールームは緊急事態宣言中でも利用できることになっています。
しかし施設自体の数が少ないうえに、職業ドライバーだけでなく一般利用者と共用のため、結局はガソリンスタンドのシャワールーム利用がポピュラーな手段なのだそうです。
「私もシャワーが使えない場合は、ボディシートなどで軽く体を拭きます。仕事を終えて自宅に帰ってからゆっくり入浴するしかない状況です。
ただ、どこから感染するのかわからない現状では、多少の不便でも我慢できるところは我慢しています。前みたいに堂々と食堂でご飯を食べたいですね」
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我々にできることは限られていますが、緊急事態宣言が解除されるまでは不要不急の外出はできるだけ控え、苦労の多い長距離トラックドライバーなどに優先的に施設を使用してもらうようにするしかありません。
長距離ドライバーにとって施設が当たり前のように深夜でも使えることが非常に重要なことを、改めて思い知らされました。
こーいう職種による冷遇は何時か民全てに付けが廻ってくるので覚悟しとけよ
国にじゃなくて全国民に対して威嚇するヤンキーの鑑