ヤリスクロス人気は止まらない!? 新型ヴェゼル登場でトヨタSUV勢に影響はある?
ヤリスクロスは、王者の余裕で待ち構える?
では、2020年1月から12月の新車販売台数ランキングで1位を獲得し、コンパクトSUVで現在飛ぶ鳥を落とす勢いのヤリスクロスへはどうでしょうか。
ランキング台数では「ヤリス」と合算で発表されており、トヨタによれば2020年において、ヤリスが76%、ヤリスクロスが22%、GRヤリスが2%という販売比率でした。
しかし2021年2月現在、首都圏の販売店スタッフによれば今や半数以上がヤリスクロスとの声もあり、ヤリスをしのぐ売れ行きといわれています。
前出とは別の首都圏のトヨタ販売店スタッフは次のように話します。
「現在ヤリスクロスは圧倒的な人気です。
ガソリン車の納車は4か月以上、ハイブリッド車であれば6か月程度となっておりそれでも注文がやみません。
SUVでありながら車体はコンパクトで、都心を中心に街乗りユーザーから非常に高い支持を得ています。
新型のヴェゼルに関しては、実際に先日ヤリスクロスをご注文された人も比較対象としては挙げていましたが、50:50ではなく80:20というぐらい、はじめからヤリスクロスを購入することが前提でした」
また、地方のトヨタ販売店スタッフは次のように話します。
「コンパクトSUVというと都心などの細い道でも運転しやすいというメリットがありますが、ヤリスクロスは燃費も良いので地方部でも高い人気があります。
とくに、最近来店される若年層の半数以上はヤリスクロスが候補に挙がっている印象です。
通常であれば、他社さんが新型を出すとなると多少の不安はよぎりますが、ヤリスクロスに関してはあまり心配していません」
※ ※ ※
あるホンダ販売店スタッフは、打倒ヤリスクロスに向けて次のように話します。
「C-HRをのぞき、新型ヴェゼルの価格帯は、今のトヨタさんの人気車にはあまり無いゾーンだと思います。
ヤリスクロス以上ハリアー未満、という絶妙な立ち位置がハマれば、十分勝機はあるでしょう」
ヤリスクロスの発売前まで、ヤリスは2020年の月間平均販売台数は約1万1750台でした。
しかし、ヤリスクロス発売後の9月には2万2066台。その後も2万台弱の販売を記録しています。
未だ半年近い納期を誇るヤリスクロスにとって、ヴェゼル登場はそこまで脅威ではないようです。
なんか、トヨタの提灯記事であり、なんかホンダを攻撃した記事ですね。
ヤリスがベースの「ヤリスクロス」
フィットベースで
足元が広い燃料タンクがシート下で更に荷室が広い「ヴェゼル」
どうかな?