600馬力で燃費リッター20キロの第二世代「GT-R」爆誕か!? 異次元すぎるエンジンをHKSが開発開始

最高出力600馬力・WLTCモード燃費20km/Lを実現する第二世代「スカイラインGT-R」の誕生に向けて、HKSが新たなエンジンパーツの開発に乗り出しました。どんな異次元のエンジンが生まれるのでしょうか。

第二世代「スカイラインGT-R」が異次元の性能へ進化!?

 オンライン開催となったバーチャルオートサロン2021で、カスタムパーツメーカーのHKSは600馬力の最高出力とWLTCモードで20km/Lという燃費性能を両立させるエンジンパーツの開発を開始したと発表しました。

 対象となるエンジンは、第二世代の日産「スカイラインGT-R」に搭載されたことでも知られる2.6リッター直列6気筒エンジンのRB26DETT型ということですが、いったいどんな高性能エンジンが誕生するのでしょうか。

第二世代GT-Rに含まれる「スカイラインGT-R(BNR34型)」(写真はノーマル車両)
第二世代GT-Rに含まれる「スカイラインGT-R(BNR34型)」(写真はノーマル車両)

 今回、HKSが発表したのは、「あなたの旧車に最新の技術、未来の技術を」というコンセプトを掲げて開始された「アドバンスドヘリテージ」というプロジェクトです。

 HKSによると、ユーザーから「思い入れのある旧車をずっと大事に乗り続けたい」「旧車にカスタムをしたいが排ガスやCO2排出など環境への影響が心配」「生産が終了した愛車に最新のチューニングを施したい」「旧車をレストアしながら、最新の車両以上に“魅力的なクルマ”に仕上げたい」という声があったといいます。

 これを受けHKSは、一般的なヘリテージパーツから一歩踏み込み、旧車をより魅力的に、より安心して長く乗り続けられることを目的に、最新のパーツ開発技術や未来に向けた技術を取り入れたヘリテージパーツの開発開始に至ったということです。

 エンジンパーツに取り入れられる注目技術としては、F1などのレーシングエンジンに使用されるパッシブ型のプレチャンバー、接続する吸排気管レイアウトを最適形状とするバーチカルターボチャージャー、ノック限界が向上するデュアルプレナムインテーク、エンジンレスポンス向上と有害物質の排出を抑制するデュアルインジェクションがあります。

 そのうえで、最新排出ガス基準にも適合させつつ、最高出力600馬力・WLTCモード燃費20km/Lを目指すといいます。

 ちなみに国土交通省によると2019年末時点で新車販売されているガソリン乗用車の平均燃費は22.0km/L(JC08モード)。

 今回発表した目標数値が達成されれば、平成元年に登場したRB26DETT型エンジンが、令和に販売されているガソリン乗用車並みの燃費性能を達成しながら、R35型日産「GT-R NISMO」(最高出力600馬力)と同等の最高出力を発揮することになります。

 HKSは「今後もさまざまなカスタムパーツを提供し、クルマを乗って楽しむ文化、所有して楽しむ文化を応援し続けます」と説明しています。

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6件のコメント

  1. au PAYカード持ってないけど、サイトのau電気の広告で、au電気に切り替えしたら、Pontaポイント400ポイントくれるって、うたっていたのに、切り替えしても、Pontaポイント入りません。au電気は、詐欺師か~?

  2. これが完成したら凄い事だね
    同時にメーカーは辛酸を舐める事になる

  3. HKSがエンジンの開発するのかと思ったら、エンジンパーツかよ。
    しょうもない見出しつけるな。

    • そうだ、そうだよ! けしからん!!!

  4. パーツでどうにか出来る話なのか?出来るならメーカーがとっくにやってそうだが…HKSの企業規模、レベルなんてしれてるけど

  5. 頑張れ!

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