価格は1171万円! ポルシェのフル電動スポーツカー「タイカン」が遂に日本導入へ
ポルシェジャパンは、「タイカン ターボS」、「タイカン ターボ」、「タイカン 4S」に続くポルシェ初のフル電動スポーツカーの4番目のバリエーションとして導入される後輪駆動モデル「タイカン」の予約受注を2021年1月28日より、日本全国のポルシェ正規販売店にて開始した。
後輪駆動のフル電動スポーツカー
ポルシェジャパンは2021年1月28日、日本全国のポルシェ正規販売店での「タイカン」の予約受付を開始した。
タイカンは、「タイカン ターボS」、「タイカン ターボ」、「タイカン 4S」に続くポルシェ初のフル電動スポーツカーの4番目のバリエーションとして導入される後輪駆動モデルだ。
ポルシェは2020年、世界中のユーザーに2万台を超えるタイカンを販売し、フル電動時代のスタートを成功させた。そして現在ノルウェーでは、ポルシェモデルの全販売台数の70%をタイカンが占めており、11月初めにはノルウェー国内で1000台目のタイカンが納車された。
そんな新型タイカンは、42.171km をノンストップでドリフト走行し、電気自動車で最長のギネス世界記録も獲得したモデルだ。
後輪駆動システムを備えたタイカンには、ふたつのサイズのバッテリーが用意されている。標準装備されるパフォーマンスバッテリーは、ローンチコントロールとオーバーブーストモード使用時に最高出力300kW(408ps)を発生し、オプションのパフォーマンスバッテリー プラスを選択すると、最高出力は350kW(476ps)に増加する。公称出力は、それぞれ240kW(326ps)と280kW(380ps)だ。
航続距離(WLTP)はそれぞれ最大431kmと最大484kmで、どちらのバッテリーの場合も、は5.4秒で静止状態から100km/hまで加速することができ、最高速度は230km/hに達するという。
なお、最大充電容量はパフォーマンスバッテリーが225kW、パフォーマンスバッテリー プラスが270kWとなっている。
リアアクスルの永久励磁シンクロナスモーターの有効長はタイカン4Sと同じ130mmで、パルス制御インバーターが最大600Aで作動する。ドライブアーキテクチャーには、リアアクスルの永久励磁シンクロナスモーターに加え、2速トランスミッションも含まれる仕様だ。
さらなるハイライトが、モデルシリーズの他のバージョンと同じインテリジェントな充電マネジメントと優れたエアロダイナミクスで、0.22のCd値によりエアロダイナミクスは低いエネルギー消費量と長い航続距離に大きく貢献。ブレーキによる最高回生出力は、265kWを発揮する。
また、他のタイカンモデルレンジと同様に、カラーヘッドアップディスプレイと、最大22kWの充電容量を備えたオンボードチャージャーがオプションで設定される。
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