世界初公開はもうすぐ!? BMW初のフルEVグランクーペ「i4」が最終走行テスト
独BMWは2021年1月22日、同年に登場する予定のBMW初となるグランクーペタイプの電気自動車(EV)「i4」の最終テストの様子を公開した。
最高出力530ps、0-100km/h加速は4秒の電気自動車
独BMWは2021年1月22日、同年に登場する予定のBMW初となる4ドア・グランクーペの電気自動車(EV)「i4」の最終テストの様子を公開した。
i4は、ワールドプレミア(世界初公開)の数か月前にあたる現在、ドライビング・ダイナミクステストの最終段階を完了したという。
i4のプロジェクトマネージャー、David Alfredo FerrufinoCamacho氏は、「初めて、完全にゼロから純粋に電気で走るBMWのスポーティなEVを開発しました」と語る。「i4は、BMWが表すすべてのものを提供します。EVでも、i4はBMWです」
このテストでは、ドライブコンポーネントとサスペンションに焦点が当てられ、電気モーターの動力が、天候や路面状況などあらゆる状況で正確なハンドリングが可能か、乗り心地と両立されているか、コーナリングはどうかが確認された。市場投入前の最後の調整のため、BMWでは数十年の経験を持つ専門テストドライバーの知識を活用している。
「i4は軽くて俊敏でありながら、重厚な走り味を持っています」とDavid Alfredo FerrufinoCamacho氏は続ける。「すべてのEVは直線加速に優れていますが、BMWはそれだけでは十分ではありません。優れたハンドリングと高いレベルのコーナリング性能により、文字どおりオンザレール感覚が味わえます」
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i4は、最高出力530ps(390kW)のモーターを搭載。0-100km/h加速は4.0秒と発表されている。
第5世代となるeDriveシステムを採用。この最新のeDriveシステムはモーターやトランスミッションなどをひとつにまとめたモジュラーシステムを採用。SUVのEVとして今後登場するBMW「iX3」などにも採用されるものだ。
i4は80kWhの高電圧バッテリーを採用し、航続距離はWLTPモードで最大600kmという。
Dセグメントセダン、およびクーペのプレミアム市場ではBMW「3シリーズ」および「4シリーズ」ベンチマークとなっているが、EVに関してはまもなくこの「i4」がその役割を担うことになりそうだ。
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