全長4m以下SUVに関心高まる? 人気のライズ&ジムニーシエラ、マグナイトの特徴とは

日本導入を熱望する声も! 日産の海外専用SUV「マグナイト」とは

 ライズやジムニーシエラなど、各社が白熱するSUV市場ですが、日産では2020年10月21日にコンパクトSUVの「マグナイト」をインドで発表し、同年12月2日より予約受付が開始されています。

 2021年1月時点では、日本での発売の予定はありませんが、いったいどのようなクルマなのでしょうか。

 マグナイトは、日産が発売する初となる4m以下SUVで、インドでは2021年の初頭から販売予定とされており、その後、順次他の地域への投入が予定されています。

 日産のインド法人によると予約開始から5日で5000台を突破したと発表しました。問い合わせは5万件を越えるともいわれています。

 ボディサイズは、全長3994mm×全幅1758mm×全高1572mmとなっており、ライズやジムニーシエラと同等のサイズです。

日産がインド市場で発表した「マグナイト」。日本導入なら売れること間違いなしか?
日産がインド市場で発表した「マグナイト」。日本導入なら売れること間違いなしか?

 外観デザインは、SUVらしい力強い外観に加え、ヘッドライトが細長くシャープになっており、スタイリッシュさも感じられます。

 パワートレインは、1リッター自然吸気エンジン(MT仕様)と1リッターターボエンジン(MT仕様/CVT仕様)を設定。

 グレードは、エントリーグレードの「XE」、中間グレードの「XL」、上級グレードの「XV」、最上級の「XV Premium」の4種類をラインナップ。

 また、すべてのモデルにおいて「クルーズコントロール」、「アラウンドビューモニター」、「日産コネクト」が搭載される予定となっています。

 価格は販売地域によって異なりますが、インドでは日本円で約70万円から約133万円となっています。

※ ※ ※

 日本ではかねてから軽自動車やコンパクトカーの需要が高い状態が続いていましたが、そこにSUVブームが加わったことで「コンパクトSUV」というジャンルが確立されました。

 さらに、今回のような全長4m以下のモデルは扱いやすく、価格帯も100万円台から設定されるなど、ユーザーからの関心は年々高まっています。

 現在の日本市場では、前述のライズ/ロッキー、ジムニーシエラ、スズキ「クロスビー」などが全長4m以下のコンパクトSUVです。

 しかし、ここにマグナイトやアーバンクルーザー、そしてホンダにも海外向けに「WR-V」が存在するため、これらのモデルが日本市場に投入されれば、ますます混戦する可能もあり、ユーザーとしては選択肢が広がります。

 今後、全長4m以下SUVの動向から目が離せません。

トヨタ・ライズ のカタログ情報を見る

スズキ・ジムニーシエラ のカタログ情報を見る

【画像】人気の秘訣は? 写真でライズ&シエラを見比べる!(47枚)

意外と多い救急車のヒヤリハット! その原因とは?

画像ギャラリー

1 2

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

2件のコメント

  1. マグナイト。これは、カッコ良い。(^o^)v

  2. 空前のSUVブームに各メーカーが浮き足立ってますが、何故なのか?一般的な家庭を例に挙げると答えが見つかります。
    都市圏では住宅事情から各家庭に車は1台がやっとというのが一般的ですが、ちょっと郊外に目を向けると2台の家庭が多くなります。
    お父さんがファミリーカーに乗り、お母さんが小型車というのが殆どですが、昔ならセダンと小型車、ちょっと前ならミニバンと小型車が一般的だと思います。
    以前は、お母さんの小型車で家族が4人乗って出掛ける事は無かったと思われますが、お母さんの車にN-BOXを代表するハイト系が選ばれてから、お母さんの車で家族が出掛けるようになりました。
    つまり、お母さんの車が日常の足からファミリーカーまでカバーするようになったのです。
    よって、お父さんの車がファミリーカーである必要が無くなってしまった訳です。
    やっとお父さん達は、ファミリーカーから解放され、趣味に寄った車選びが出来るようになった訳ですが、セレナやプリウスと価格帯が同等かそれ以下でなければ、お母さんから許しが出る事も無く、スープラやNSXが買える訳ありません。
    そこで小型SUVという選択肢になるのです。
    ロードスターやS660があるじゃん?と思われるかも知れませんが、これは私の実体験ですが、2人乗りの車買ってどうすんの?離婚したらアンタ1人だから買いなよ。…と熟年離婚の危機に直面する事になります。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー