なぜコンビニで冬タイヤを販売? 降雪時に安心? 変化する需要に対応か
なぜコンビニで「スタッドレスタイヤ」を販売?
では、なぜコンビニでスタッドレスタイヤが販売されているのでしょうか。
この写真が投稿された場所は石川県のコンビニで、そのツイートのタイミングに石川県内は冬型の気圧配置と強い寒気の影響で冷え込みが予想されており、雨や雪が降る荒れた天気となっていました。
石川県警によると、12月14日の朝、能登町当日に県道にて、路面凍結によるスリップ事故があり、今冬初めての凍結防止剤を散布したと公表しています。
そのため、大雪の予報や急激な気温低下から路面凍結の恐れがあるとして、コンビニのオーナーが店頭に並べたようです。
実際にタイヤを販売しているコンビニの店長は、次のように説明しています。
「コンビニのほかにカー用品を扱う仕事をしていて、安く仕入れられるため試しにお店に置いてみようと、気軽な気持ちでお店に並べてみました。
近くに観光地もあるので、積雪に対応したタイヤの需要を考えたのも理由のひとつです。
お客さんからは『コンビニにタイヤが置いてある!』と、驚く声を多くいただきました。
実際には、常連のお客さんを中心に今のところ5、6名に購入していただき、『ホイールや違う種類のタイヤも置いてほしい』などの相談もされるようになりました。
こんなに反響があると思っていなかったので、今後も季節に合ったタイヤやカー用品を置くことを検討しています」
※ ※ ※
コンビニでタイヤが販売しているのは非常に珍しいということで、話題となった石川県のコンビニですが、降雪地によってはほかにもコンビニで販売されるケースもあるようです。
最近のコンビニは、青果店のように農家直送の野菜や果実が販売されているケースもあり、コンビニのあり方も年々変化しているのかもしれません。
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